“ユーベ&ディバラ愛”全開動画の少年はイラン在住と判明! 憧れのアイドルとの対面は!?

2018年11月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ディバラがSNSで情報提供を求めていた

少年時代はロナウジーニョらに憧れ、無心でボールを蹴り続けていたディバラ。今や自身が、世界中の子どもから憧れられる存在となった。 (C) Getty Images

 SNSの普及で、世界の距離は縮まった。遠く離れた土地で、自分に憧れる少年を探し出すことも可能になったのだ。
 
「この子を見つけるのを手伝ってくれ。何か情報があったら、連絡してほしい!」
 
 ユベントスのパウロ・ディバラは先日、インスタグラムで動画を紹介し、フォロワーたちにこう助けを求めた。動画に映っていたのは、白と黒のユニホームを着たひとりの少年だ。背番号は10。ディバラのユニホームである。
 
 空き地だろうか、決して足元が良くはない場所にボールが置かれている。その向こうには、壁に見立てたトラクター。さらにその奥には石壁があり、小さな窓のような穴が空いている。
 
 10番を纏った少年が左足を振り抜くと、ボールは見事に穴の中へ! "ゴール"を決めた少年は、ディバラのゴールセレブレーション「ディバラ・マスク」を披露し、ドヤ顔でカメラにアピールした。
 
 この動画を見たディバラは、自分を真似る少年に心を揺さぶられたのだろう。前述のように、少年とコンタクトを取ろうと情報を求めた。
 
 そして11月14日、イタリア紙『Gazztta dello Sport(ガゼッタ・デッロ・スポルト)』は、この少年が見つかったと報じた。地元テレビ局の尽力もあり、イランに住む10歳のアミルくんということが判明。もちろん、ディバラのファンだ。
 
 ガゼッタ紙によると、アミルくんは地元チームでサッカーをしており、セリエAの試合を見るなど、イタリアが大好きという。昨年、アッズーリ(イタリア代表)がワールドカップ予選で敗退した時には、涙を流したほどだそうだ。
 
 ガゼッタ紙の電話インタビューで、「早くイタリアに行けることを夢見ている」と述べたアミルくん。ユーベのファンだけに、ジャンルイジ・ブッフォンの移籍も悲しんだようで、「パウロとクリスチアーノ・ロナウド、ブッフォンが一緒だったら、ユーベは無敵だったのに」と話した。
 
 ディバラはまだ、アミルくんとコンタクトを取れていないとのことだが、いずれなんらかのかたちで交流があるかもしれない。アミルくんも、その日を心待ちにしているだろう。
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