【U-21代表】小川航基が得点を奪うも勝ち切れず!UAE遠征初戦はウズベキスタンとドロー

2018年11月15日 林 遼平

ウズベキスタンに2度リードを許した日本だったが…

小川は5月のトゥーロン国際大会以来となる代表戦でゴールを挙げた。(C)Getty Images

 アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているドバイカップU-23の初戦、日本対ウズベキスタンが14日にドバイ近郊で行われ、日本は2対2のドローで終えた。

 日本は3-4-2-1の布陣を採用。GKに小島亨介が入り、CBには右から大南拓磨、立田悠悟、板倉滉、中盤は右から藤谷壮、松本泰志、中山雄太、杉岡大暉を起用。2枚のシャドーには三好康児と伊藤達哉を使い、最前線には小川航基が入った。

 日本は立ち上がりからウズベキスタンが先手を奪われる。14分、中盤で簡単にボールを失うと、鋭いカウンターを仕掛けられて先制点を献上。17分には右サイドへの展開から藤谷のクロスがそのままゴールに吸い込まれて同点弾を奪取したが、29分には中央を崩されて再び失点を喫してしまった。

 しかし、日本も簡単には引き下がらない。45分、相手のクリアボールを拾った藤谷がPA内で倒されると、このPKを小川が冷静に沈めて試合を振り出しに戻した。

 前半を2-2で折り返した日本は、後半に入り、攻勢を強める展開に。65分に立田のロングパスから途中出場の岩崎悠人がシュートを放てば、88分には再び岩崎のシュートからGKが弾いたボールを三好が押し込んだが、これは惜しくもオフサイドの判定となった。

 だが、結局最後まで追加点を奪えず、試合は2-2でタイムアップ。初戦をドロー決着で終えた日本は、初勝利をかけて11月17日にクウェートと対戦する。

取材・文●林遼平(フリーライター)
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