「質が際立っている」「チームの強さの秘密」今季2G3Aと絶好調の本田圭佑に豪紙も驚嘆!

2018年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

4戦で2ゴール3アシストの好成績!

またしても決定的な役割を担って、チームを勝利に導いた本田。そのハイパフォーマンスに、地元メディアも賛辞を贈っている。 (C) Getty Images

 オーストラリアで奮闘を続ける男の勢いが止まらない。

 11月11日、オーストラリア・Aリーグの第4節が行なわれ、メルボルン・ヴィクトリーは4-1でセントラルコースト・マリナーズを下し、リーグ戦2連勝を飾った。

 この一戦で鮮烈な輝きを放ったのは、メルボルン・Vに所属する本田圭佑だ。開幕3戦で1ゴール3アシストとチームの全得点に絡んでいる元日本代表MFは、2シャドーの一角で先発出場すると、序盤から攻撃的なプレーを連発。そして、30分に見せ場を迎えた。

 敵陣右サイドでDFのパスをカットした本田は、そのままドリブルでゴール前に突進。そして最後は得意の左足でシュート! これがゴール左隅に突き刺さった。

 この一発で勢いづいたメルボルン・Vは、34分と前半終了間際のアディショナルタイム2分に追加点をゲット。62分に1失点を喫したものの、後半アディショナルタイム4分にダメ押し点を奪って勝利した。

 ゴールだけでなくチャンスメイクやビルドアップにも絡み、チームの連勝に小さくない貢献をした本田。その出来栄えを、多くの地元メディアが驚きを持って伝えている。

 オーストラリア紙『Herald Sun』は、メルボルン・Vの快勝を伝えるマッチサマリー内で、本田のゴールシーンを次のように描写し、賛辞を記している。

「メルボルンの先制点は、ホンダの絶え間ないプレスの結果によってもたらされたものだ。積極的にプレスをかけ、相手DFを苦しめた日本のスターは、ボールを見事にかっさらってゴールを決めた」

 さらに、シドニーを拠点に展開している新聞『Sydney Morning Herald』は、「結果とは裏腹に、メルボルンは決して楽に勝ったわけではない」と試合を振り返りつつ、現在のメルボルン・Vの強さの秘訣の一つが、「ホンダの存在」と綴っている。

「チームの象徴ともなっている日本のスーパースターは、彼らの強さの理由の一つでもある。この元日本代表の質は、何かアクションを起こすたびに際立っており、チームメイトたちが常に最優先にターゲットとする攻撃の最重要オプションなのだ。その彼がゴールを決めたことが、この試合を決定付けたのかもしれない」

 またしても、目に見える結果を残し、もはや「無双状態」にあるといっても過言ではない本田。そのハイパフォーマンスで、ゴールラッシュを見せるのか!? 次節に激突する2位のシドニーFCとの一戦からも目が離せない。

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