【J1展望】広島×仙台|連敗ストップへ向けて、森﨑和幸が説く広島の改善点は?

2018年11月09日 サッカーダイジェスト編集部

広島――内容面は向上しているが……

故障者/広島=渡、森島 仙台=なし
出場停止/広島=なし 仙台=なし

J1リーグ32
サンフレッチェ広島 ベガルタ仙台
11月10日(土)/14:00/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
今季成績(31節終了時):2位 勝点56 17勝5分9敗 44得点・30失点
 
【最新チーム事情】
●4連敗。6試合勝利なし。
●前節は2点差を逆転されたが、試合内容は向上。
●トレーニングマッチで4得点、逆転勝利。
●前節に森﨑和が今季公式戦初出場。
【担当記者の視点】
 磐田戦の広島は、60分までは強かった。球際の鋭さや運動量が復活し、パトリックをスイッチとして前線からプレスをかける。特に後半は思うようにボールを奪い、ショートカウンターから決定機を量産。和田のゴールは、今年最高のコンビネーションを見せ付けたアーティスティックな形だった。
 
 だが、残り30分でガックリと運動量が落ち、足が止まって磐田の猛攻をそのまま受け止めての逆転負け。ショックを受けないはずもないが、しかしその敗戦をそのまま引きずるわけにもいかない。「試合は90分。ペースの緩急も考えないといけない」と森﨑和は言う。
 
 かつての広島が得意だった「90分でのゲームデザイン」を発揮できるかどうか。6試合ぶりに複数得点を記録するなど内容面では向上していることは間違いないが、今の広島はとにかく勝利が欲しいところだ。

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