「この前雄太と試合したときの写真です」植田直通がベルギーでの”大津高校ダービー”の2ショットを投稿!

2018年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ここ4試合で先発出場が続くS・ブルージュの植田

シーズン当初はベンチスタートやベンチ外もあったが、ここに来てチーム事情などから先発出場が続き、守備陣との連係も少しずつ良好になってきている。 (C)Getty Images

 ロシア・ワールドカップ後に鹿島アントラーズからベルギー1部のセルクル・ブルージュに移籍した植田直道が、ジュピラーリーグ第13節のオイペン戦で、高校の同窓生である豊川雄太とマッチアップした。

 植田と豊川はともに熊本県出身で、同じ大津高を経て、鹿島に同期入団と非常に縁がある関係。ベルギーに渡ったのは豊川の方が早かったが、植田も後を追うように今シーズンからセルクル・ブルージュに加入している。

 試合は前半アディショナルタイムに豊川が植田との競り合いに勝ち、ヘディングでシュートを決めたと思われたが、オフサイドでノーゴールに。78分には豊川がピッチを退き、後半終盤まで互角の戦いが続くも、後半アディショナルタイムにオイペンのルイス・ガルシアがゴール。その2分後には植田のオウンゴールが決まってしまい、セルクル・ブルージュが0-2で敗れた。

 後日、植田は第14節ムスクロン戦に先発し、2-1の勝利に貢献。そして、豊川と撮影した2ショット写真を、自身のインスタグラム開設の報告とともに投稿した。

「皆さんこんにちは。Cercle Bruggeの植田直通です。Instagram始めました。SNSが似合わない僕ですがよろしくお願いします。写真はこの前雄太と試合した時の写真です。楽しかった」(原文ママ)

 ベルギーリーグのスタジアムで、裏方の喧騒を背景に同窓生と肩を組んだふたりは非常にリラックスした表情で笑顔を浮かべている。

 植田は現在、直近4試合で先発出場を果たし、チームは1勝1分2敗という成績を残している。合流間もないシーズン当初はベンチスタートやベンチ外が続いたが、試合中に仲間とコミュニケーションをとるシーンも少しずつ増え、チームに馴染み始めているようだ。

 今後のリーグ戦でも活躍が期待されるふたり。12月26日にも再戦の予定がある。次なる"大津高校ダービー"では、どちらに軍配が上がるだろうか。

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