3発快勝の川崎が連覇に王手!家長、谷口、阿部のゴールで17位の柏を粉砕

2018年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

効果的にゴールを重ねて3-0。守備も安定

中村のCKから追加点。谷口がニアで合わせて豪快にヘッドを突き刺した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ31節]川崎3-0柏/11月3日/等々力
 
 J1リーグ31節の川崎フロンターレ対柏レイソルが3日、等々力陸上競技場で行なわれ、3-0で川崎が勝利した。川崎は勝点63として首位をキープ。一方の柏は、勝点33でJ2降格圏の17位は変わらなかった。
 
 ホームの川崎は21分、持ち前のパスワークで柏を翻弄し、先制点を奪う。守田英正が左サイドを抜け出してスルーパスを受け、フリーでマイナスのクロスを供給。これを家長昭博が左足で合わせてネットに流し込む。さらに川崎は33分に中村憲剛のCKを谷口彰悟が頭で合わせて追加点を叩き込んだ。
 
 対する柏は、伊東純也がエリア内で決定的なチャンスを迎えたが、シュートは惜しくもポストに阻まれてゴールならず。守備では、脳震盪から復帰したGK中村航輔が好セーブを見せたものの、劣勢を強いられたまま前半を終えた。
 
 後半に入ると、柏が63分に瀬川祐輔、76分にクリスティアーノ、さらに84分に山崎亮平と次々に攻撃の札を切って1点を狙いに行った。
 
 しかし、川崎は2点のリードを活かして試合をコントロールし、柏に付け入る隙を与えない。試合終盤の89分には、阿部浩之がダメ押し点を奪って勝負あり。出場停止のチョン・ソンリョンに代わって出場したGK新井章太も好セーブを披露し、無失点で試合を終わらせた。

 他会場で行なわれていたジュビロ磐田対サンフレッチェ広島で、2位の広島が敗れたため、川崎と広島の勝点差は7に開いた。次節のセレッソ大阪戦で川崎が勝利すれば、無条件で連覇が決定する。
 
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