選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト8.19号（８月５日発売）より
 
［鳥栖］
［GK］
33 林彰洋　6　
最終ラインと上手く連携し、スピードある名古屋のFWを封じ込める。
［DF］
15 丹羽竜平　6.5　
インターセプトからの攻撃参加が光る。チャンスメイクも多かった。
36 菊地直哉　6.5　
最後までラインを高く保って、相手に決定的な仕事をさせなかった。
2 キム・ミンヒョク　6　
スピードに惑わされることなく落ち着いた対応。決勝点の起点にも。
13 安田理大　6　
相手陣内奥深くまで攻め込み、幾度となく鋭いクロスを放り込んだ。
［MF］
8 水沼宏太　6.5　
交代直前までカットインのキレは維持。名古屋ゴールに迫り続けた。
28 高橋義希　6　
セカンドボールを拾って中盤をコントロール。ピンチの芽を摘んだ。
14 藤田直之　6　
ボールを散らし、狙いどころを絞らせず。前線との呼吸も合っていた。
10 キム・ミヌ　6　
サイドを制した果敢な仕掛けは、名古屋の攻守を分断させる働きも。
22 池田圭　7　
惜しみない運動量で前線を活性化。先制点のシュートは見事だった。
［FW］
11 豊田陽平　6　
前線からの守備、空中戦での競り合い……。最後まで身体を張った。
［交代出場］
MF 25 早坂良太　-　
積極的に動き回って前線でボールを収め続けたが、見せ場は作れず。
MF 29 谷口博之　-　
守備固めとしてボランチ起用。最後はCBとしてボールを撥ね返す。
MF 6 岡本知剛　−　
終了間際に投入され、ボールを追い回して相手の攻撃の糸口を断つ。
［監督］
ユン・ジョンファン　6　
攻撃的な姿勢で流れを手放さず。最後は守備に人数をかけ逃げ切る。
 
［名古屋］
［GK］
1 楢﨑正剛　6　
失点シーン以外は合格点。何度か好守を見せ、ゴールを守り続けた。
［DF］
14 田鍋陵太　5　
怪我で19分に途中交代。このアクシデントが名古屋にとって痛かった。
3 牟田雄祐　5.5　
空中戦ではボールを弾き返し続けたが、ラインコントロールに難が。
2 大武峻　5　
持ち前のパスセンスを見せる機会が少なく、目立った活躍はできず。
15 本多勇喜　5　
慣れないポジションで起用され、攻守において後手に回ってしまう。
［MF］
17 松田力　5.5　
攻撃的な姿勢は時折見せたがフィニッシュに至らず。必然の交代。
8 ダニルソン　6　
守備範囲の広さ、身体の強さが際立つ。ピンチの芽を摘み続けていた。
28田口泰士　5　
セカンドボールを拾えず、パスを散らす場面も少ない、物足りない日に。
33 レアンドロ・ドミンゲス　6　
攻撃の起点となりシュートも放つが、時間とともに存在感が希薄に。
18 永田謙祐　5.5　
前線でボールを引き出す積極性は買い。ただしスピードは活かせず。
［FW］
11 玉田圭司　5　
開始直後の決定機は、惜しくもボールに触れず。結局シュートゼロ。
［交代出場］
DF 13 磯村亮太　5.5　
スクランブル発進で奮闘したが、鳥栖の左サイド相手では分が悪い。
MF 20 矢田旭　5　
30分近いプレー時間がありながらも、機能する場面はほぼなかった。
MF 10 小川佳純　-　
得点を期待されるも、それ以前にボールに触れる機会が少なく……。
［監督］
西野朗　5.5　
田鍋の負傷で計算が狂う。５試合勝利なしで負のスパイラルに陥る。
 
［試合内容］
立ち上がりは名古屋が押し込むも、10分過ぎからは鳥栖が押し気味に。19分の名古屋のアクシデント以降は鳥栖が完全にペースを掴む。後半からは一方的に攻め立て、83分には藤田のミドルパスから池田が決勝ゴールをマークした。