ブッフォンやクローゼなど名選手がズラリ!「1978年生まれ」のベストイレブンの顔触れは!?

2018年11月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

強力2トップの後方に天才肌の司令塔リケルメを配置。

『ワールドサッカーダイジェスト』誌が選んだ1978年生まれのベスト11。(C)Getty Images

 生まれ年ごとにベスト11を選んで「最強世代」を見つけ出すのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「年代別ベスト11』だ。

 その3回目は「1978年生まれ」を紹介。40歳となったいまも第一線でプレーするジャンルイジ・ブッフォンや、W杯の最多得点記録を持つミロスラフ・クローゼなど各セクションに名手が揃う。

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 前線はワールドカップ通算最多得点記録(16点)を保持するクローゼと、強靭なフィジカルを武器にチェルシーで公式戦通算164ゴールを挙げたディディエ・ドログバの強力2トップ。

 そのドログバとともにプレミアリーグ連覇(2004-05、05-06)やチャンピオンズリーグ(CL)制覇(11-12)の原動力となったフランク・ランパードが中心となるMF陣は、かたやミランで13年、かたやインテルで9年半に渡り中盤を支えたジェンナーロ・ガットゥーゾとデヤン・スタンコビッチを加えて3センターを形成。トップ下には、超絶技巧を駆使して00年にボカを世界一に導いたファン・ロマン・リケルメを配した。
 
 最終ラインは、いずれもプレミアリーグで活躍した強者が居並ぶ。CBは、前述のドログバやランパードとともにチェルシーの黄金期を支えたリカルド・カルバリョ、マンチェスター・Uで6度のプレミア制覇と07-08シーズンのCL優勝に貢献したリオ・ファーディナンドのコンビだ。

 左SBはアグレッシブな守備を武器にマンチェスター・Uなどで活躍したガブリエル・エインセ、右SBは唯一人材不足で、CBが本職のジェイミー・キャラガーを選んだ。

 ゴールマウスを守るのは、20年近くも世界最高峰に君臨し続けたブッフォン。06年には、ガットゥーゾとともにアッズーリでワールドカップ制覇を成し遂げている。

総合評価「S」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)

●1978年生まれのベスト11●
【GK】 
ジャンルイジ・ブッフォン
代表:イタリア代表
現所属クラブ:パリSG

【DF】
ガブリエル・エインセ
代表:元アルゼンチン代表
主な所属クラブ:マンチェスター・U、R・マドリー

リオ・ファーディナンド
代表:元イングランド代表
主な所属クラブ:ウェストハム、リーズ、マンチェスター・U

リカルド・カルバリョ
代表:元ポルトガル代表
主な所属クラブ:ポルト、チェルシー、R・マドリー

ジェイミー・キャラガー
代表:元イングランド代表
主な所属クラブ:リバプール

【MF】
ジェンナーロ・ガットゥーゾ
代表:元イタリア代表
主な所属クラブ:ミラン

フランク・ランパード
代表:元イングランド代表
主な所属クラブ:ウェストハム、チェルシー

デヤン・スタンコビッチ
代表:元セルビア代表
主な所属クラブ:ラツィオ、インテル

ファン・ロマン・リケルメ
代表:元アルゼンチン代表
主な所属クラブ:ボカ、バルセロナ、ビジャレアル

【FW】
ディディエ・ドログバ
代表:元コートジボワール代表
現所属クラブ:フェニックス・ライジング

ミロスラフ・クローゼ
代表:元ドイツ代表
主な所属クラブ:ブレーメン、バイエルン、ラツィオ

※『ワールドサッカーダイジェスト』11月1日号より転載
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