混沌のJ1昇格争いは残り3節!大分対松本の首位攻防戦で順位が逆転、横浜FCが4位にジャンプアップ

2018年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

ホームゲームで松本を下した大分が首位に浮上!

J2は残り3試合。いよいよ運命の瞬間が近づいてきた。写真:サッカーダイジェスト

 J2リーグは10月28日に39節の11試合を開催した。J1昇格争いは残り3節で、上位7チームが勝点差8のなかにひしめき合う大混戦となっている。
 
 38節終了時でリーグ首位の松本山雅FCは勝点70、2位の大分トリニータ(同69)と勝点1差をつけていたが、今節の直接対決の結果で順位が入れ替わった。大分銀行ドームでのホームゲームで、大分が1-0の勝利を収めたのだ。

 この結果、勝点72とした大分が首位に立ち、勝点70の松本が2位に陥落。松本は30節の横浜FC戦以来、9試合ぶりの黒星だった。
 
 また、3位のFC町田ゼルビアはアルビレックス新潟に0-2で敗れ、勝点68で3位は変わらず。町田は未消化試合をひとつ多く残しており、31日の行なわれる順延分の35節・カマタマーレ讃岐戦に勝てば、首位の大分に勝点1差まで迫る。J1クラブライセンスを保持していないため、昇格の権利はないものの、逆転優勝を目指す選手たちのモチベーションは少しも落ちていないようだ。
 
 一方、横浜FCがヴォルティス徳島を0-1で下して勝点67とし、7位から一気に4位にジャンプアップした。以降は、5位に同67の東京ヴェルディ、6位に同66のアビスパ福岡、7位に同64の大宮アルディージャと続く。
 
 次節の40節では、町田対福岡、横浜FC対大分、松本対東京Vと上位陣の直接対決が目白押し。目が離せない展開になりそうだ。
 
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