札幌がACL圏内の3位に浮上!チャナティップ&ジェイの連係で名古屋の守備を翻弄

2018年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合終盤にはGKク・ソンユンがファインセーブ

エースのジョーが2得点の活躍!鋭い反転から決めた2点目は秀逸だった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ18節]名古屋1-2札幌/10月28日(日)/パロ瑞穂
 
 台風のために延期になっていたJ1リーグ18節の名古屋グランパス対北海道コンサドーレ札幌が28日、パロマ瑞穂スタジアムで行なわれ、2-1で札幌が勝利した。この結果、札幌は勝点48とし、ACL出場圏内の3位に浮上。また、J1残留を確定させた。
 
 先制したのは札幌だった。8分、菅大輝がドリブルで仕掛けてPKを獲得し、これをジェイがゴール右に流し込む。
 
 一方の名古屋は24分にガブリエル・シャビエルがペナルティエリア内で倒されて得たPKを、ジョーが決めて同点に追いつく。ジョーはこのゴールが今季21点目。J1得点ランキングの単独トップに立った。
 
 前半の終盤は札幌が優勢に進め、42分にチャナティップの巧みなパスから、ジェイが得意の左足で沈めて追加点を奪う。さらに、アディショナルタイムには、名古屋の八反田康平のファウルを誘って2枚目の警告で退場に追い込み、数的優位に立った。
 
 後半は札幌が数的優位を活かして展開をコントロールしながら試合を進め、前線のジェイやチャナティップを軸にチャンスを作る。一方の名古屋は、奪ったボールを丁寧につないで攻撃の糸口を探るが、しっかりとバランスを保ってブロックを作る札幌の守備を崩しきれない。
 
 試合終盤になると名古屋が攻勢を強め、89分にはジョーがゴール前で決定機を迎えたが、札幌のGKク・ソンユンがファインセーブを見せてゴールを許さない。結局、そのまま試合は終了。札幌が2-1で逃げ切った。
 
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