王者クラブ・ブルージュからSTVV鎌田大地が今季5ゴール目をマーク! 早くもチーム内得点王に

2018年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

早くもチーム内得点王に躍り出た鎌田

3戦連続ゴールを決めた鎌田。この日はオフサイドと判定された幻のゴールも。 (C) STVV

 10月27日(現地時間)、ベルギーのジュピラーリーグ第12節が行なわれた。シント=トロイデン(STVV)は昨シーズンの王者、クラブ・ブルージュと対戦。STVVに所属する遠藤航、冨安健洋、鎌田大地は前節に続いて先発出場を果たした。

 ここまで2試合連続でゴールを決めている鎌田は、この日、3戦連続となるゴールをマーク。18分、鎌田はマイナスの折り返しを足元に収め、右足を振り抜いてシュート。ボールはGKカルド・ルティツァの手に収まるかというところでバウンドし、手のひらを弾いてゴールラインを割った。

 その後STVVは31分、PKを決められ1-1の同点にされると、41分にも相手FWシエベ・スフライファースにゴールを決められ、勝ち越しを許してしまう。

 後半に入り、52分、必死に攻め込むSTVVは遠藤の縦パスからヨアン・ボリ、鎌田へとつないで、鎌田が再びネットを揺らすもオフサイドの判定によりゴールならず。62分には右サイドを駆け上がった冨安が中央のボリに合わせるクロスを放り込むが、ボリのヘディングシュートはゴール左に外れた。

 しかし78分、STVVに思わぬ同点ゴールが生まれる。

 交代で入ったジョナサン・レジャーが右サイドからクロスを入れる。そのボールをクラブ・ブルージュDFのブノワ・ブランがクリアしたところ、近くにいたチームメイトのマッツ・リッツの足に当たり、そのまま自陣ゴールに吸い込まれたのだ。

 試合はこのまま2-2で終了。日本人選手3人はフル出場を果たし、昨シーズン王者から勝点1をもぎ取ることに貢献した。鎌田はスタメンで起用された3試合すべてでゴールを奪取。通算のゴール数を5に伸ばし、早くもチームのトップスコアラーとなっている。

 STVVは次節の11月4日(現地時間)、アウェーでシャルルロワと対戦する。
 
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