「ずっと僕のアイドルですから!」香川真司がスペイン紙上で“熱すぎるイニエスタ愛”を告白!

2018年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼のユニホームは僕の宝物のひとつ」

年齢は5つしか違わないが、香川にとっては稀代のファンタジスタは常に憧れの的だったようだ。(C)SOCCER DIGEST,Getty Images

 現地時間10月24日、チャンピオンズ・リーグ第3節が開催され、ボルシア・ドルトムントは敵地でアトレティコ・マドリーと対戦。香川真司は残念ながらドルトムントの登録メンバーから外れた。
 
 その試合当日、スペインの全国スポーツ紙『Marca』に登場したのがほかでもない、日本が誇るプレーメーカーだ。「欧州で自己を確立した日本人選手は数える程度しかいないが、シンジ・カガワはいまだトップシーンで活躍している。マンチェスター・ユナイテッド時代はさておき、ボルシア・ドルトムントでは輝きを放ってきた」と紹介。「そんな彼が通訳を交えて我々の質問に応えてくれた」と綴り、インタビュー記事を掲載している。
 
 質問は主にスペインの選手やスタイル、そしてアトレティコに関するもので占められた。香川は「アトレティコは本当に守備の強いチームで、僕たち(ドルトムント)にとっては大きな挑戦になります。確かなクオリティーがあって、勝ち方を知り尽くしている」と称え、「これまでもいまも、たくさんのスペイン人選手とプレーしてきました。彼らのキャラクターと創造性が僕は大好きです。技術と創造性を学ぼうとするとき、日本ではシャビやアンドレス・イニエスタが手本となっていますしね。スペイン・サッカーは日本に大きな影響を与えていて、僕も若い頃はあなたたちのサッカーをよく観て学びました」と答えた。

 
 さらに、「お気に入りのスペイン人選手はいる?」と訊かれると、そこから一気に"イニエスタ愛"があふれ出すのだ。
 
「イニエスタは、ずっと僕のアイドルですからね。彼とプレーする日を夢見ていました。ユナイテッド時代に対戦する機会に恵まれて、ユニホームを交換してもらったんですよ。あれはいまでも僕の宝物のひとつです。いま、彼は僕の母国で、しかも僕が生まれた神戸という街でプレーしている。それは本当に嬉しいことで、誇りに感じています。日本のサッカーに多大な影響を与えてくれると思うし、誰もが彼をリスペクトし、誰もが彼のようにプレーしたいと夢見ているんです」

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