CL決戦前に遺恨!? マンUが公式サイトにユベントスに対する“蔑称”を掲載。その内容とは?

2018年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

公式サイトに掲載されたユーベの紹介文にまさかの言葉が…。

ポグバとC・ロナウドの二大クラックの対決など注目度の多い試合だが、キックオフ前から物議を醸す展開となっている。 (C) Getty Images

 10月23日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージで、マンチェスター・ユナイテッドはユベントスを本拠地オールド・トラフォードに迎え撃つ。

 公式戦での対決は2003年以来。これまで多くの名勝負を演じてきた両雄だが、今回はクリスチアーノ・ロナウドやポール・ポグバにとって古巣対決という興味も加わり、より注目されるカードとなっている。

 しかし、好勝負が期待される一戦を前にして、周囲を騒がせる事態を、ホームチームが起こしてしまった。

 発端は、ユナイテッドが公式サイトに掲載した、ユベントスとの対戦の歴史を振り返った記事。このなかで著者のジョー・ガンリー氏は、以下のようにユベントスを紹介している。

「『貴婦人』と呼ばれるユベントスに、フィオレンティーナ、インテル、ナポリといったライバルクラブのサポーターが与えた悪意のあるニックネームのひとつが『Rubentus』というものだった。これはイタリア語で"盗み"を意味する「rubare」をもじったものだ」

 イタリア・サッカー界を震撼させた一大スキャンダル『カルチョポリ』で2004-05、05-06シーズンのスクデットを剥奪され、さらにセリエBという厳罰を受けたユベントスに対する"蔑称"を紹介した文章には、「英国のファンはイタリアのチームに疑念の目を向けた」と続けている。

 事実とはいえ、今回の対決には直接関係のないことであり、対戦相手に対する「古傷に塩を塗る」ような内容の文章は、英国風のきついジョークや皮肉と捉えることもできるだろうが、イタリア側は敏感に反応。主要紙を含めた各メディアがこれを報じている。

 現在では、この記事は削除されて見ることはできないようになっている。一方のユベントス側は、特に何のアクションも起こしていない。
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