マドリー主将のS・ラモス、チーム大不振に超イライラ? 練習中に若手DFへボールを蹴りつける!

2018年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

のちにツイッターにてレギロンに謝罪。

S・ラモスが蹴ったボールは、一発目こそ命中しなかったものの、2発目はレギロンを直撃! (C)Getty Images

 公式戦で5試合勝利がなく、ジュレン・ロペテギ監督の進退が騒がれるなど、危機的状況にあるレアル・マドリーだけに、キャプテンのセルヒオ・ラモスもフラストレーションが溜まっているのだろうか。

 10月22日のマドリーのトレーニングで、S・ラモスが若手サイドバック、セルヒオ・レギロンにボールを蹴りつける場面の動画が出回った。21歳と若いレギロンの激しい当たりに、思わずキレてしまったようだ。

 トラブルは、動きながら手でボールを回していく練習の最中に起きた。S・ラモスのパスを防ごうとしたのか、レギロンが勢いよくジャンプしながら飛び込む。これがS・ラモスの鼻に接触したようだ。

 S・ラモスは持っていたボールをレギロンに向けて蹴りつけると、さらに転がっていたボールをレギロンにぶつけるなど、怒りが冷めやらぬ様子。結局ルカ・モドリッチになだめられることになった。
 
 その後S・ラモスはツイッターで、「そう見えないかもしれないが、かなりよくある状況だ」と、真剣な練習中に仲間と衝突するのはおかしなことではないと強調。そのうえで「言い訳ではない。僕はすべきでない反応をしてしまった」と謝罪している。

「僕たちはいつだって全力でやっているんだ。そうだろ、レギ(レギロン)? 最後はチーム一丸となって勝利さ」

 これにレギロンは「いつだってチーム、キャプテンと一緒だ。明日の勝利のために!」と返した。

 両者の間でわだかまりがなければ、今後問題となることではないかもしれない。だが、チームの状況が状況だけに、こういったことに注目が集まるのも避けられないだろう。すべては結果次第ということだ。

 マドリーは23日のCLでチェコのプルゼニと対戦する。内容や結果次第では28日のクラシコを前にロペテギ監督が解任されるとも言われる一戦で、S・ラモスはチームを勝利に導くことができるだろうか。
 

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