「僕は100%模範的」「最後には真実が分かる」C・ロナウド、古巣マンUとの万感の一戦を前に暴行疑惑を語る

2018年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここに戻ってくるのは大きな感動だ」古巣対戦への想いも語る。

古巣ユナイテッドとの対戦の前日に行なわれた会見に登場したC・ロナウド。その表情は実に晴れやかだった。 (C) Getty Images

 ユベントスは10月23日のチャンピオンズ・リーグ(CL)で、マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦する。今夏にイタリアの絶対王者に加わったクリスチアーノ・ロナウドにとっては、思い入れのあるオールド・トラフォードでの古巣との特別な一戦だ。

 その大事な試合を翌日に控えた22日、C・ロナウドは公式会見に臨み、世界を揺るがしている女性に対する暴行疑惑についても言及した。

 黒いスーツを身に纏ったC・ロナウドは会見で、「僕はピッチ内外で自分が100%模範的だと分かっている。常に笑顔だし、幸せな人間だ。素晴らしい家族がいて、健康でもある。僕にはすべてがあるんだ。他のことには煩わされない」と述べた。

「弁護士たちは自信を持っている。大切なのは、僕がサッカーと自分の人生を楽しんでいるということだ。最後には真実が分かるはずだよ」

 実際、C・ロナウドは騒動に動じることなくピッチで結果を出し続けている。20日に行なわれたセリエA第9節のジェノア戦でも、チームの連勝こそ止まったが、自身は2試合連続となる今シーズン5点目を決めた。

 だからこそ、C・ロナウドは、「明日は難しい試合だ。でも、僕たちにも武器はある。僕らはユーベなんだ」と自信を強調している。

「監督が望むように良いプレーをすれば、勝つチャンスは十分にある。ユナイテッドをリスペクトしなければいけないが、僕らが勝つと思っている」

 ただ、前述のように、ユナイテッド、そして"夢の劇場"オールト・トラフォードはC・ロナウドにとって、欧州で一躍スターダムを掴むきっかけとなった特別な場所だ。それだけに「ここマンチェスターに戻ってくるのは大きな感動だ」と感慨深げに続けている。

「組み合わせが決まった時は、ここで自分がつくった歴史を思い出した。僕はユナイテッドですべてに勝利したんだ。素晴らしい観客たちのことも、決して忘れることのない人のことも思い出したよ。(アレックス・)ファーガソンのことだ。彼は誰より僕を助けてくれた」

 レアル・マドリー時代にユナイテッドと対戦した際には古巣への敬意から自らの得点を祝わなかった。果たして、今回はどうするのか? そう問われたC・ロナウドは、「同じさ」と笑顔で答えている。
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