【鹿島】敵の10番を止めろ! 昌子源が「相手の中では一番」と警戒するプレーは?

2018年10月23日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「チームの中心でもあるので、しっかり押さえていきたい」

国内のコンペティションで“試運転”は完了。頼れるディフェンスリーダー、昌子の奮闘が決勝進出の鍵を握る。(C)SOCCER DIGEST

 初のACLファイナル進出を賭けて、鹿島がアウェーの水原三星戦に挑む。第1レグは3-2の劇的な逆転勝利。"先勝"しているとはいえ、ふたつのアウェーゴールを与えたのは痛恨だった。
 
 今回の第2レグでも、先制されれば苦しい展開になるのは間違いない。警戒すべき選手は少なくなく、その中のひとり、背番号10を背負うデヤン・ダミヤノヴィッチは、第1レグでも、鹿島ゴールのネットを揺さぶっている。この経験豊富なストライカーに対し、鹿島のディフェンスリーダー、昌子源はどう対応していくのか。
 
「どこからでもシュートの意識っていうか、ゴールを目指すという点では、相手チームの中では一番なのかな。どういうプレーでもゴールにつなげようとするところは、さすが。ベテランだと思うし、チームの中心でもあるので、しっかり押さえていきたい」
 
 左足首の負傷から復帰し、ルヴァンカップやリーグ戦で"試運転"は完了。少しずつコンディションを万全のものにしている昌子の奮闘が、悲願のアジア制覇の道を切り開く。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
 
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