代表戦明けの堂安律が、フル出場で先制点をお膳立て! チームは1-4の大敗で今季7敗目…

2018年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

マヒとの良コンビネーションでチームをけん引するも…

トップ下で先発して1アシスト。代表での疲れをほとんど見せず、ボディコンタクトの強さも健在と、堂安は好調をアピールした。 (C) Getty Images

[エールディビジ第9節] 10月21日(現地時間)ヘラクレス4-1フローニンヘン

 代表ウィークを終え、エールディビジ(オランダ1部)も再開。フローニンヘンの堂安律は、現在リーグ4位のヘラクレスとのアウェー戦にスタメン出場した。

 4-3-3のトップ下に陣取った堂安は、ウルグアイ戦からの好調を維持。12分、ミムン・マヒとのコンビネーションで抜け出し、DF2人をかわしてシュートを放つ。これはクロスバーに弾かれたが、その2分後、今度は堂安からマヒへパス。受けたマヒは右サイドからDF2人をかわしてのシュートを決め、先制ゴールを挙げた。

 しかし、25分にヘラクレスのアドリアン・ダルマーに1点を返され、1-1で試合は折り返した。

 後半、先にゴールが欲しいフローニンヘンだったが、46分にGKセルジオ・パットが、ゴール前に放り込まれたクロスをキャッチしようと前に出るも、ボールは彼の股の間をすり抜ける。これを走り込んでいたダルマーに蹴り込まれ、逆転を許した。

 劣勢となったフローニンヘンは55分にマテオ・カッシエラを投入し、攻勢に出る。

 74分、マヒがペナルティーエリア右で粘った末、ゴール前にスルーパス。走り込んだ堂安が右足で合わせたが、ポストに弾かれる。そのボールを拾ったカッシエラらの立て続けのシュートも決まらず、後半最大のチャンスを逃してしまった。

 78分、ヘラクレスはブラッドレー・クワスの得点で加点。さらに後半アディショナルタイムには、再びクワスが直接FKを決め、点差を3に広げて試合を締めた。

 堂安はフル出場し、アシストを記録するなど結果を残す一方で、フローニンヘンは今シーズン、早くも7敗目。マヒが今初ゴールを決めたことは明るい材料だが、ダニー・バイス監督率いるチームは、依然として低調を引きずっている。

 光明を見出せないフローニンヘンは次節、27日に名門PSVをホームで迎え撃つ。
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