イニエスタは輝けず… 首位・川崎が娯楽性溢れる展開で神戸との激闘を5-3で制す!!

2018年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半こそ巧みなパスワークでリズムを作ったが…

中盤ではイニエスタと中村のマッチアップが繰り広げられた。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグの川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸は10月20日、等々力陸上競技場で行なわれ、川崎が5対3で勝利した。

 試合は攻撃サッカーを志向する両チームによる、見応えのある点の取り合いとなった。

 まず先手を奪ったのは川崎で、13分にPKで小林悠が先制点をゲット。しかし神戸もすぐさま反撃し、15分にイニエスタのフィードをウェリントンがヘッドで落とすと、これがオウンゴールを誘発。神戸が1-1の同点に追いつく。

 神戸は28分にもポドルスキからのパスを受けた古橋亨梧が目の覚めるようなミドルを突き刺し、逆転に成功。さらに35分には、三田啓貴が鮮やかな弧を描くミドルを沈め、3-1とリードを広げた。

 だが川崎は43分に素早いパス交換から最後は家長昭博が押し込み、1点差として前半を折り返した。

 後半に入ると、川崎はさらに攻撃のギアを上げゴールラッシュを見せる。65分に齋藤学が自ら切り込んで左足のシュートを叩き込むと、69分には中央を鮮やかなパス交換で崩して最後は大島僚太が押し込み、ついに逆転に成功。76分にもエウシーニョに追加点が生まれ、結局川崎が5-3で撃ち合いを制した。

 川崎は勝点を60として広島に4ポイント差をつけて、首位固めに成功した。

 注目のイニエスタは、前半こそ司令塔として神戸の攻撃のリズムを作ったが、後半は川崎のパスサッカーの前に消える時間が多くなってしまった。

【川崎 5-3 神戸 PHOTO】1-3とリードされたゲームをひっくり返した川崎の強さ
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