代表帰りの北川航也が1G1Aで清水の勝利に貢献!広島は優勝が遠のく手痛い3連敗

2018年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

CKをニアで合わせて鮮やかな先制弾!

石毛(左)のCKに合わせてゴールを射抜いた北川(右)。これで今季12点目だ。写真:徳原隆元

[J1リーグ30節]清水2-0広島/10月20日/アイスタ
 
 J1リーグ30節の清水エスパルス対サンフレッチェ広島が20日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、2-0で清水が勝利した。これで清水は3連勝。一方の広島は3連敗と、このリーグ終盤に来て大きく調子を落としている。
 
 清水の先制点を決めたのは、代表帰りの北川航也だ。右CKのチャンスで、キッカーの石毛秀樹がマイナスにグラウンダーのクロスを送ると、後方から走り込んできた日本代表FWが右足で合わせてニアの上を射抜いた。
 
 さらに、清水は後半立ち上がりの47分、ハーフウェーライン付近でボールを持った石毛が敵最終ライン裏にスルーパスを通し、ボールを受けた北川がDFを引き付けてゴール前に横パスを出す。そこに走り込んできたのは鄭大世。スピードを落とさずに右足を振り抜き、貴重な追加点を沈めた。長らく怪我で戦列を離れていた鄭大世は、4月28日に行なわれた11節の柏レイソル戦以来、約半年ぶりのゴールだった。
 
 北川が全2得点に絡む活躍を見せた清水は、その後5バックにして守備を固め、広島の反撃をしっかり撥ね返す。結局、そのまま試合は2-0で終了し、9位の清水が2位の広島を下した。
 
 この勝利で清水は暫定6位に浮上。一方の広島は、2位は変わらないものの、ここ5試合勝ちなしと苦境に陥っている。
 
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