「至高の一撃!」「日本を覚醒させた」久保建英の超絶ゴラッソを海外メディアが激賞!

2018年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「17歳のワンダーキッドが大仕事」

大事なところで鮮烈弾を決め、影山ジャパンを勝利に導いた久保。大会を通してゴールラッシュを決め込むか。写真:佐藤博之

 U-19日本代表がド派手なスタートを切った。
 
 インドネシアで開幕したU-19アジア選手権。準決勝進出の4チームが、来年ペルーで行なわれるU-20ワールドカップへの出場権を手にする大会だ。日本は金曜日にグループリーグの初戦を迎え、北朝鮮を5-2で粉砕した。
 
 19分までに2点のリードを奪った日本だったが、北朝鮮も負けじと粘り強くカウンターを狙い、前半のうちにスコアをタイに戻す。後半開始から膠着状態に陥るなか、真価を発揮したのが17歳のエース、久保建英だ。65分だった。ゴールまでおよそ25メートルの位置から直接FKのチャンスを得ると、自慢の左足を一閃! 強烈な弾道で北朝鮮ゴールに突き刺さり、日本が勝ち越しに成功する。
 
 終盤に郷家友太の胸を踏みつけたシン・ガンソクが一発退場となり、数的優位で攻勢を強める日本。アディショナルタイムに2点を追加して、終わってみれば5発を叩き込む大勝だ。

 
 この一戦をレポートしたのが米ネットワーク『FOX SPORTS ASIA』で、同メディアのアジア通記者、ガブリエル・タン氏はこう書き綴っている。
 
「日本が北朝鮮の脅威を切り抜けた。一度は追いつかれたものの力強く突き放し、大会連覇に向けて幸先の良いスタートを切ったのだ。北朝鮮の激しい抵抗に屈さず、後半に地力の差を見せつけた。最後まで攻撃の手を緩めなかった日本は、初戦から5ゴールを奪取する好調ぶりだ」
 
 なかでも興奮気味に伝えたのは、やはり久保の超絶ゴラッソだった。
 
「特筆すべきはタケフサ・クボの至高の一撃だ。眠りかけていた日本チームを覚醒させるに十分な30ヤードゴール。17歳のワンダーキッドが大仕事をやってのけた」
 
 日本は10月22日にタイと、同25日にイラクと対戦。11月4日の決勝まで勝ち進めば、16日間で6試合を戦う超ハードな日程だ。選手層の厚みとチームの組織力が大いに問われる。
 
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