【J1展望】清水×広島|首位奪回へ広島の希望の星は!? 清水はエース不在を勢いで乗り切れるか

2018年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水――ドウグラスは欠場濃厚もアタッカー陣は意欲満々だ!

故障者/清水=伊藤、植草、飯田 広島=なし
出場停止/清水=なし 広島=なし

J1リーグ30節
清水エスパルス - サンフレッチェ広島
10月20日(土)/14:00/IAIスタジアム日本平
 
清水エスパルス
今季成績(29節終了時):9位 勝点40 12勝4分13敗 45得点・41失点


【最新チーム事情】
●ドウグラスが以前からの負傷を悪化させ欠場が濃厚。
●代表帰りの北川が意欲的。「チームにも経験を還元したい」
●青山→パトリックのホットラインを警戒
●ヨンソン監督は古巣に対して「特別な思い入れはあるけど…」
 
【担当記者の視点】
 前節の静岡ダービーで5対1の完勝を収め、チームには勢いがある。その原動力となっているのが、日本代表から帰ってきた北川をはじめとする若手の躍動だろう。3戦連続得点中で計4発の北川は、代表での経験を持ち帰り「チームにも還元したい。練習も試合も代表基準でやらないと」と意欲的だ。
 
 今節はエースのドウグラスが以前からの負傷箇所を悪化させ、欠場が濃厚。それでも、初の二桁得点が目前の金子や、4試合ぶりの先発が濃厚なクリスランが高いモチベーションでその穴を埋めるはずだ。
 
 一方守備ではパトリックへの警戒もさることながら、パスの出所となる「青山にもしっかり制限を掛けたい」(ファン・ソッコ)と、ホットラインの封鎖を意識する。
 
 ヤン・ヨンソン監督は古巣・広島との対戦となるが、「特別な思い入れがあるチームだけど、試合に入る時はいつもと変わらない」と平常心を強調。勝てばACL出場圏内も見えてくるだけに、上位相手とはいえ連勝の勢いを活かして勝点3を目指したいところだ。
 

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