バルサが「最重要10か国」の一つ日本でのプレシーズンツアー開催決定! イニエスタ擁する神戸との対戦は?

2018年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジア太平洋地域での戦略の一環として実施決定

対戦が決まれば、古巣との再会となるイニエスタ。メッシ、スアレスらスーパースターの来日も興味深いところだ。 (C) Getty Images

 バルセロナは10月16日、来夏のプレシーズンツアーで、「日本と中国を訪問する」と発表した。

 過去2シーズンは、アメリカでインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)に出場してきたバルサだが、クラブによると、「ブランドのグローバリゼーション化や拡大戦略の一環」として、アジア太平洋市場を重視していることから、ツアーの開催を決めたという。

 中国と日本を「戦略面でもっとも重要な10カ国」のひとつと位置付けるバルサは、現地のサッカーファンにクラブのサポーターが多いことにも言及している。

 バルサは、「中国や日本においてサッカーは急成長しており、ビジネスだけでなく、新たなファンの獲得も目指している」とし、ツアーや選手の訪問が、「より直接的な方法で地元ファンにもっと近づくための鍵となる戦略」だと論じている。

 バルサがアジアを訪れるのは、2016年12月にカタールで行なわれた親善試合以来、約2年ぶり。来日となれば、クラブ・ワールドカップに出場した2015年12月以来、約3年半ぶりとなる。

 マッチメイクの詳細は明らかになっていないが、やはり気になるのはヴィッセル神戸との対戦だ。

 楽天がバルサのメインスポンサーを務め、何よりアンドレス・イニエスタがいるだけに、可能性は決して低くないだろう。実際、『ESPN』は、バルサが神戸と試合する可能性を「十分に検討している」と報じた。

 一方で、『ESPN』は、バルサが、まだICCに参戦する可能性も計画していると伝えている。ICCは、北米のほかに欧州、アジアでも開催されており、バルサはアジアツアーとの"両立"も可能とみられている。
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