「日本のカルテットがウルグアイに悪夢を見せた」海外メディアが堂安律を「世界一流のレフティー!」と絶賛

2018年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この試合で生まれた日本代表の歴史的遺産は、堂安のゴールだろう」

代表戦3試合目で初ゴールを記録した堂安。これまでもキレのいい動きを見せており、ようやく決めた1点がウルグアイ戦の勝ち越しゴールとなった。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表がウルグアイ代表を、親善試合とはいえ4-3というスコアで破ったことは、海外のメディアにとって、かなり衝撃的な出来事のようだ。メジャーリーグ・サッカー(MLS)が人気急上昇のアメリカにおいても同様らしい。

 サッカー情報ポータルサイトの「The18」はこの試合の結果を大きく報じ、「日本の攻撃陣における未来は非常に有望」と、前線を務めた、大迫勇也、中島翔哉、南野拓実、そして堂安律のカルテットに拍手を送っている。

「日本のオオサコ、ミナミノ、ナカジマ、そしてドウアンのカルテットは、埼玉でウルグアイに悪夢を見せた。

 ミナミノは2得点、オオサコも1得点、ナカジマはアシストを記録したが、この試合で日本代表チームの歴史的遺産となるのは、ドウアンのゴールだろう。3度目のトップチームの国際試合でゴールは決めた彼は若干20歳。インテリジェンスを感じさせる動き、落ち着いたシュート、そして世界一流の左足を彼は持っている」

「彼は年代別代表を経験した後、19歳でオランダのフローニンヘンにレンタル移籍。いきなり9ゴール・4アシストを記録した。現在20歳の若者は、21歳未満を対象としたバロンドールのファイナリスト10人にも選出されている。

 オランダでのドウアンの契約は2021年まで続くが、ブンデスリーガのレバークーゼン、トルコのガラタサライ、そしてプレミアリーグのマンチェスター・シティが獲得に動いていると伝えられている。彼が通用しないなんてことは考えられない。

 2019年の夏に開催されるコパ・アメリカ ブラジルに日本代表は招待されている。彼をブラジルの地で観ることが、今から楽しみで仕方がない」

 代表戦も終了したため、堂安は所属のフローニンヘンに戻り、週末にはヘラクレスとのアウェー戦に備えることになる。

 チームはリーグ18チーム中17位と苦しい状態が続いているが、「強くなるために苦しいときを乗り越えたい」と語っていた堂安。再び日本代表に招集された際には、またひとつ大きくなった姿を見せてくれるに違いない。
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