「日韓の違いは…」ウルグアイの老将が東アジアの2チームを比較

2018年10月16日 白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

「日本のほうが上回っていた」と負けを認める。

ウルグアイのタバレス監督。写真:サッカーダイジェスト写真部

[キリンチャレンジカップ2018]日本 4-3 ウルグアイ/10月16日/埼スタ
 
 ウルグアイにとっては想定外の結果だろう。韓国に1-2で敗れた4日前に続き、この日本戦も3-4で屈し、10月の東アジア遠征を連敗で終えたのだ。オスカル・タバレス監督は試合後、この日の印象をこう語った。
 
「今日は7ゴールが入った。実際はもっと入るチャンスがあった。両チームとも守備でミスが多かったね。自分が望んだ展開ではなかった。私たちはフィジカル面で問題を抱えていた。ただそれを、移動の長さや時差ぼけのせいにはしたくない。単に日本が我々を上回っていただけだよ。日本を祝福したい。勝利に値する素晴らしいチームだったと思う」
 
 韓国、そして日本との連戦を戦った71歳の老将は、東アジアの2か国の違いについてはこう語っている。
 
「両チームともとても良いチームだった。韓国にはインテンシティーの高さに驚かされた。日本はスピードが速いし、前線でのコンビネーションもが良かったように思う。日韓は私たちよりも、よりチームが明確化していた。私たちは来年のコパ・アメリカに向けて準備している段階だ。東アジアの2チームと私たちの違いは、より明確なチームの姿が出来上がっているかいなかだろう。連敗はもちろん良くないが、いずれにしてもこれを糧にチームを改善していきたい」
 
 ウルグアイ代表を12年間に渡って率いるレジェンド指揮官は、日韓に対して強いインパクトを持ったようだ。
 
取材・文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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