残り5節、J1昇格争いは大混戦!! 首位松本から7位東京Vまで勝点6差に7チーム

2018年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

自動昇格圏の2位大分と7位の東京Vも勝点3差と僅差の競り合いに

残り5節となったJ2。昇格争いは大混戦の様相を呈している。(C) SOCCER DIGEST

 J2リーグは10月13日・14日に37節の11試合を開催した。J1昇格争いは残り5節で、上位7チームが勝点差6のなかにひしめき合う大混戦となっている。


 37節終了時でリーグ首位の松本山雅FCは勝点69、2位の大分トリニータ(同66)に勝点3差をつける。前節まで松本に得失点の差で上回り首位に立っていた大分が、FC町田ゼルビアとの上位対決で2対3と逆転負けを喫した一方で、松本が金沢に2対0と快勝。今節首位が入れ替わった。
 
 注目は39節の直接対決だろう。大分が本拠地の大分銀行ドームに松本を迎える大一番。まさに昇格争い、そして優勝争いの天王山と言えるゲームになりそうだ。
 
 また今節大分に勝った町田は、同65として3位をキープ。悪天候による順延試合をふたつ残しており、直近の17日に行なわれる26節順延分・山口戦に勝利すれば、首位の松本に勝点1差に肉薄することになる。町田は、来季のJ1クラブライセンスを取得しておらず、仮に2位以内に入っても昇格することはできない。ただ、それでも今季の町田はライセンス問題にモチベーションを左右されることなく、粘り強く上位に食らい続けている。今後も注目の存在となりそうだ。
 
 そして4位の福岡が勝点64、5位以下の大宮アルディージャ、横浜FC、東京ヴェルディが同63で追う展開。上位陣との直接対決では、福岡は40節(11月4日)で町田と、大宮と横浜FCは次節(10月21日)に上位進出を懸けた直接対決。東京Vは40節に松本戦、最終節(11月17日)に町田との直接対決を残す。また、勝点54で8位の徳島は16日に、台風で順延となった35節・甲府戦に臨むが、昇格のチャンスを残すには勝利が大前提となるだろう。
 
 残り5節。J1昇格争いは、いよいよクライマックスへと突入する。

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