中島、南野、堂安のトリデンテはウルグアイに通用するのか?新生ニッポンの真価が問われる

2018年10月14日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「前回の試合よりも良い内容を見せられるように」

新体制で存在感を示す中島。ウルグアイ戦での活躍に期待したい。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 中島翔哉、南野拓実、堂安律という、森保一体制の初陣コスタリカ戦で存在感を示した3人は、果たしてウルグアイに通用するのか。
 
 14日の練習後に中島は「また相手も違うし、違う試合になると思いますけど、あの試合は出ている選手全員が楽しんでいたし、充実した試合でした。そういう試合を常にやっていきたい。前回の試合よりも良い内容を見せられるように頑張りたいです」と、コスタリカ戦を振り返り、ウルグアイ戦に向けて意気込んでいる。
 
 とはいえ、ウルグアイはFIFAランキング5位の強豪。今回バルセロナのルイス・スアレスは不在なものの、パリSGのエディンソン・カバーニ、アトレティコ・マドリーのディエゴ・ゴディン、ユベントスのロドリゴ・ベンタンクールなど、ワールドクラスの選手を数多く揃える。
 
 中島いわく「守備はすごく強いですし、攻撃もすごく速くて、少ない人数でも得点を獲れる選手が多い」チームである。
 
 それでも、24歳のドリブラーに恐れはない。
 
「自分たちらしく楽しくやれれば、良いサッカーになると思います。個人的にも楽しみたいです。(ボールを)取られるのは良くないけど、それを恐れて前にいかないのはもっと良くない。とにかくゴールを奪えるように、みんなでプレーしていきたいです」
 
 中島をはじめ、森保体制の旗頭とも言える3人は、コスタリカ戦のようなハイパフォーマンスを見せられるか。16日の一戦で、新生ニッポンの真価が問われそうだ。
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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