「試合前に20回もトイレに行っていた」マラドーナが元教え子メッシの“恥ずかしい過去”を暴露!

2018年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「偉大な選手だが、偉大なリーダーではない」

メッシを愛して止まないマラドーナだが、やはりその“取り扱い”には苦心していたようだ(写真は2010年W杯時の両者)。(C)Getty Images

 現在メキシコ2部のドラドスで監督を務めるスーパーレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏が米ネットワーク『Fox Sports』のインタビューに応え、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの"恥ずかしい過去"を暴露した。
 
 同じ左利きのメッシは十代の頃からマラドーナの正統なる後継者と期待され、両者は代表チームで監督と選手の立場で共闘もしている。2010年の南アフリカ・ワールドカップだ。マラドーナ氏はベスト8敗退に終わった苦い記憶を紐解き、当時22歳だったメッシの様子を振り返った。
 
 まず、「我々はメッシを神格化すべきではない。バルセロナでプレーしている彼は、間違いなくメッシだ。あのシャツを着ている時は、なにがあろうとメッシはメッシ。だが、アルゼンチン代表ではまるで別人になってしまうんだ」と前置きしたうえで、こう続けた。
 
「偉大なフットボーラーであることに疑いはない。でも、レオは偉大なリーダーにはなれない。チームメイトと話すよりもプレイステーションで遊ぶほうが好きだったな。監督としてコミュニケーションを取るのも容易い選手ではなかった。だいたい試合前に20回もトイレに行く選手に、リーダーシップを期待するのは酷というものだろ」

 
 バルセロナで数多のビッグタイトルを手にし、5度のバロンドールに輝くメッシだが、代表チームでの浮き沈みは激しく、いまだ獲得した国際タイトルはゼロだ。ロシア・ワールドカップでも母国を上位に導けず、ベスト16で敗退。以降は代表引退の可能性も取り沙汰されるなか、招集辞退を繰り返している。
 
 大先輩マラドーナは現在の状況を憂う。
 
「彼をコールアップ(招集)しないのは正しい選択だろうし、私が監督でもそうする。私の望むプレーを彼がやり切ってくれるなら招集もするだろうが、『ゴールポストに頭から突っ込め!』と指示しても、レオはゲームで遊ぶことを選ぶだろう。なんにせよ、いいかげんプレッシャーから解放してやったらどうだ。代表に関しては、もうそっとしておいてやってほしい」
 
 現在31歳。はたしてメッシはこのまま、愛する水色と白のキットに別れを告げてしまうのだろうか。
 
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