「クラブが決めたことだから…」 ラムジー、アーセナルとの契約延長交渉が破談したことを認める

2018年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズン終了後の退団が濃厚。

アーセナルとの契約延長交渉が破談に終わったラムジー。今シーズン終了後の退団が決定的となった。(C)Getty Images

 アーセナルとアーロン・ラムジーの契約延長交渉が破談したのは事実だったようだ。

 現行契約が今シーズンで満了するラムジーは、契約延長に向けて交渉を進めてきた。だが、金銭面でクラブと折り合いがつかず、先日、「ついにアーセナル側が延長オファーを撤回した」と報じられていたのだ。

 英紙『Guardian』によると、ラムジーは「クラブとはすべてがうまくいっていた。僕らは合意に達したと思っていたんだけど、そうではなくなってしまった」とコメント。一度は契約延長で交渉がまとまりかけたものの、最終的にサインには至らなかったと明かしている。

「だから、僕は自分のサッカーを続け、今シーズンはアーセナルのためにベストを尽くさなければいけない。あとのことはクラブに任せるよ」

「落胆しているかって? クラブが決めたことだから…サッカーではこういうことがしばしば起こるもの。なんとかやっていくしかない。プレーに集中し、アーセナルのために最善を尽くすだけだよ」
 
 契約延長交渉が破談したとなれば、ラムジーは冬のマーケットで移籍するか、シーズン後に退団するかのどちらかで、アーセナル側からすれば、この冬が移籍金を手にするラストチャンスとなる。

 だが、シーズン終了までアーセナルに残るか問われると、ラムジーは「当然、イエスだ」と答えている。

「僕は6月までアーセナルと契約している。なにか特別なことを成し遂げるために、ベストを尽くすよ」

 2008年にカーディフから加入したチーム最古参のラムジー。新天地がどこになるかも気になるところだが、ラストシーズンになることが濃厚になった今シーズン、アーセナルにどんな置き土産を残すことができるかに注目したい。
 
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