イングランド代表初の「2000年代生まれ選手」が誕生! 歴代9位の若さでデビューのサンチョに仲間も賛辞

2018年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

歴代5位のスターリングとの交代でA代表のピッチに。

スターリングとの交代でイングランド代表にデビューしたサンチョ。今後の活躍に期待だ。(C)Getty Images

 イングランド代表は10月12日、UEFAネーションズ・リーグでクロアチア代表と対戦し、敵地で0-0と引き分けた。この一戦でフル代表デビューを果たしたのが、ドルトムントで活躍中の新星、19歳のジェイドン・サンチョだ。

 ハリー・ケインやエリック・ダイアーのシュートがゴールマウスに嫌われるなど、イングランドは勝利をもぎ取るには至らなかったが、サンチョは78分、ラヒーム・スターリングとの交代でピッチに登場。18歳201日で代表デビューを遂げた。

 2000年代生まれの選手として、初めてスリーライオンズ(イングランドの愛称)のユニホームを纏ってプレーしたサンチョだが、英衛星放送「Sky Sports」によると、歴代では9番目の若さでのデビューだという。
 
 歴代最年少記録を持つのは、17歳75日でデビューしたセオ・ウォルコット。17歳111日のウェイン・ルーニー、17歳252日のジェームズ・プリンセプ、17歳311日のサーストン・ロストロンと続く。

 スターリングも17歳342日と、歴代5位の若さでのデビュー。そしてマイケル・オーウェン(18歳59日)、マイカ・リチャーズ(18歳144日)、ダンカン・エドワーズ(18歳183日)に続くのがサンチョだ。

 将来が期待されるサンチョだけに、チームメイトたちからはデビューを飾った後輩への賛辞が寄せられた。ケインは『Sky Sports』で「彼は素晴らしいよ」と称賛している。

「デビューを大きく祝福したい。インパクトを残してくれたんじゃないかと思う。練習でも素晴らしかったし、必要なのはハードワークを続け、試合に出続けることだけだ。僕は、彼にはとても明るい未来が待っていると確信している」

 ダイアーも「ファンタスティックだったと思う」と続いた。

「技術的にとても才能に恵まれている。このままハードワークを続け、将来はイングランド代表の重要な一員になってくれることを願っているよ」

 今シーズンのブンデスリーガで7試合・6アシストと活躍し、ブレイクしたサンチョは、今後も代表でのキャップ数を伸ばし、先輩たちと悲願のタイトルを手にすることができるだろうか。
 

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