「彼らは日本代表の勝利とともにある」独メディアは大迫、原口を高評価。そして韓国に敗れたウルグアイとの対戦に注目

2018年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

大迫、原口の活躍を称え、日本代表の勝利を祝福した

1トップで奮闘した大迫。原口は前半は守備や全体のバランスに苦心していたが、後半になるにつれ仕掛けるシーンが増えた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 森保一監督が率いる日本代表は、10月12日に新潟のデンカビッグスワンスタジアムでパナマ代表と対戦。3-0で勝利を収めた。

 この試合は、ドイツ1部のブンデスリーガでプレーしている大迫勇也、原口元気がロシア・ワールドカップ後に初めて代表で先発出場をしたということから、ドイツでも複数のメディアが試合内容を報じている。

 ドイツの全国紙『Welt』は「オオサコとハラグチが参加した日本代表が、パナマに勝利」というタイトルで、勝利に貢献したふたりのブンデスプレーヤーを称えた。

「新潟でのパナマとの一戦に、ブレーメンの大迫勇也とハノーファーの原口元気が先発で出場。先制点はオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに所属する南野拓実が決め、2点目はJリーグ選手の伊東純也が獲得した。

 大迫、原口のふたりはスコアこそなかったが、ロシア・ワールドカップ後から2戦目を迎えた日本代表が3-0でパナマを下すため、プレーで貢献した。勝利は間違いなく彼らの働きとともにあった」

 また、大迫が所属するブレーメンの地元紙『WESER KURIER』は、「金曜日に行なわれた試合で、日本は勝利を手にした。大迫にとって33回目の国際試合で、彼はピッチの上でとても攻撃的にプレー。66分に交代するまで"サムライブルー"の勝利のために走った」と日本人選手を称えた。

 原口の所属先であるハノーファーは、公式ツイッターで祝福。「パナマに素晴らしい勝利! 我々のチームの原口元気は90分ピッチに立ち続けて、日本の3-0の勝利に貢献しています! しかも3点目の起点になったのも彼です!」と非常にはしゃいだ様子で原口の活躍を発信した。

 そして、宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフの地元紙『Westfälische Nachrichten』は、日本代表の結果を報じるとともに、同日に行なわれた、韓国とウルグアイの一戦で、ウルグアイが敗れたことについて「驚き」と評した。

 「韓国はミスで失点したシーンがあったにもかかわらず、粘り強く攻めて守り、ウルグアイに勝利した。しかも日本のJリーグに所属する選手が活躍している。韓国と日本代表は、ともにアジアカップを見据えている。ふたりのブンデスプレーヤーを含む日本代表は、次に埼玉でウルグアイと対戦するが、果たして…」と強豪チームとの対戦に含みを持たせた。

 日本代表は10月16日に、埼玉でウルグアイと対戦。韓国戦の衝撃的な結果も相まって、南米の強豪チームとの一戦に、欧州からの注目も集まりそうだ。

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