「日本がパナマを圧倒!」「流れるようなパスワーク」仏レキップ紙が森保ジャパンを絶賛!

2018年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野のゴールを称え、堂安を「才能の塊」と表現

川又が泥臭く3点目を決めてダメ押し。森保ジャパンが新潟の地で実り多き90分間を消化した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 金曜日に新潟で行なわれたキリンチャレンジカップ、日本vsパナマのフレンドリーマッチはホームチームの3-0勝利に終わった。
 
 日本はロシア・ワールドカップ出場組の大迫、原口、槙野とともに、9月のコスタリカ戦で存在を示した南野、伊東、室屋、佐々木、さらには19歳の冨安を先発起用するなど、新たな化学反応を模索した。パナマは15人のワールドカップ出場メンバーを擁し、攻守両面で円滑な連動性を披露。がっぷり四つに組み合う好ゲームとなった。
 
 42分に青山のパスから南野が相手DFふたりを手玉に取って日本が先制。後半は、守備組織を整備してきたパナマの前に中盤でボールを奪われる場面が増え、小気味良いカウンターを何度か食らうも、ゴールは割らせない。すると65分、原口のパスから南野が抜け出してシュート、GKが弾いた球を伊東が押し込んでリードを広げた。
 
 川又、北川と追加招集コンビを積極的にテストし、期待の堂安も終盤に登場して溌溂とプレー。最後までパナマ・ゴールを脅かし続け、85分に高速カウンターから川又が3点目を決めてダメ押し。コスタリカ戦に続いてポジティブな印象を残し、実りある90分間を消化した。

 
 そんな日本の戦いぶりを絶賛したのが、フランスの全国スポーツ紙『L’Equipe』である。「日本がラフなパナマを支配。流れるようなパスワークで圧倒!」と銘打ち、以下のようにゲームを速報した。
 
「日本は9月のコスタリカ戦と同じスコア(3-0)でパナマを下した。オープニングゴールを決めたのはミナミノだ。素晴らしいボールコントロールとターンからゴールに蹴り込んだ。ザルツブルクでの好調ぶりをここでも発揮した格好だ」

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 同紙はパナマのラフプレーが気になったようで、「2点目を決めたイトウは負傷退場を余儀なくされた。荒っぽいパナマの犠牲になったのだ」と記している。さらに終盤に投入された堂安については、「才能の塊」と表現した。
 
 快勝を収めた森保ジャパンは火曜日、今度はFIFAランキング5位の強豪ウルグアイと、埼玉スタジアムで相まみえる。
 
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