パナマ戦翌日に日本代表が調整。青山敏弘が語ったチームの課題と森保一監督からの言葉とは?

2018年10月13日 本田健介(サッカーダイジェスト)

パナマ戦後は「皆、リラックスしていました」

リラックスした表情でランニングをする青山。練習後にはチームの課題などを語った。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 10月12日のパナマ戦に3-0で快勝した日本代表は翌日、新潟市内で16日に予定されているウルグアイ戦(埼玉スタジアム2002)に向けてトレーニングを行なった。
 
 この日はパナマ戦で右足首を負傷し、病院で検査を受けている伊東純也を除く22人が参加。前日に試合に出場したメンバーは軽めのメニューをこなし、出場機会のなかった長友佑都、中島翔哉、吉田麻也らは4対4のミニゲームなどで汗を流した。
 
 パナマ戦でキャプテンマークを巻いた青山敏弘は「皆、リラックスしていました。勝てたので良い雰囲気でした。次の試合につなげられるはずです」と、パナマ戦後のチームの様子を振り返った。
 
 また「昨日は良かったと伝えてくれました。ミスがあったり、いろんな状況があったなかでよく続けてくれた」との森保一監督からの話を明かし、「広島でもよく続けろと言ってくれていたのでそこは変わらないな」と口にした。
 
 試合後には攻撃の連動性に関して「もう少し時間がかかりそう」と課題とを語っていたが、ウルグアイ戦までの2日で「次はロシアに出ているメンバー、そしてこの間の試合で結果を残した選手も出られる可能性があると思うので、もっとよくなってくるはずです」と意気込む。
 
 ちなみに9月シリーズでは青山が担ったキャプテンを、10月シリーズでは吉田麻也が務めることが決まっているが、ふたりの間では情報の交換もされているという。
 
「試合に向けて前回はどういう感じで作っていったのかとか、どういうことを監督が求めているのかとか、特に試合前はどうだったのかというのは伝え合っていて、そこは彼から積極的に聞いてくれました」
 
 2連勝で迎えるウルグアイ戦はどういったゲームになるのか。強豪相手の試合はひとつの指標となりそうだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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