世界初“靴紐なし”のレザースパイクが登場。現代サッカーの動きを追求したアンブロの最新モデル『U-メデューサⅢ エリート』

2018年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

従来のレザースパイクをブラッシュアップすることで誕生した“靴紐なし”モデル。

『U-メデューサⅢ エリート』(10月19日発売) ●品番UU2NIA31BW ●本体価格:19,000円+税 ●サイズ:25.0~30.0㎝ ●アッパー:天然皮革(カンガルー)/人工皮革/合成樹脂 ●アウトソール:合成底

 フットボールブランドのアンブロが、レースレス(靴紐なし)のレザースパイク『U-メデューサⅢ エリート』を発表した。
 
 この新モデルは、レザーのフットボールスパイクとしては世界初のレースレス仕様となっており、従来のアンブロのスパイク『メデューサ・シリーズ』の特長であるタッチ感とスピードに加えて、一枚パネルのカンガルーレザーアッパーを搭載。シューレースのシステムを取り払い「Less is more」の考え方を反映している。
 
 アンブロのレザースパイクと言えば、1992年に誕生したスペシアーリはピッチ上の象徴的なシューズだった。しかし、今回の『U-メデューサⅢ エリート』はレザースパイクのカテゴリにおいて、これまでのモデルとは一線を画す。要素をそぎ落とすことで現代サッカーに求められる動きに対して、シューズのあらゆるパーツが機能的に働くようにデザインされた。
 
 アンブロのデザインチームは、2年を費やしてこのスパイクを手掛けている。軽量性、そして前足部のレザー部分のボールタッチ感にこだわり、プロ選手の意見も取り入れている。快適性やフィット感のほかパフォーマンスの向上につながらない要素を取り除いていった結果、最も洗練された形としてレースレスで軽量なレザースパイクが仕上がった。

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『U-メデューサⅢ エリート』の特徴
◆アンブロ史上最軽量(170g)のレザースパイク。
◆レースレスのアッパーは前足部をカンガルーレザー(一枚革)を大きく配置してストライクエリアを広げている。足の凹凸感を抑えることで快適性を追求。
◆エンジニアードニットとTPUの熱圧着のサポートゾーンで構成した履き口は足入れしやすい仕様になっており、かかと部分の安定性もサポートする。
◆スペシアーリのステッチラインに合わせた型押しのフレックスグルーブ(溝)は、柔軟性としっかりとしたフィット感をもたらす。履き口部分とかかと部分の内側にシリコングリップパッドを施し、ホールド性をサポートしている。
◆軽量で剛性のあるぺバックスのアウトソールに丸型と変型のスタッドの組み合わせ、グリップ性と全方向へのスピードとトラクションが向上する。(スタッドの位置や構造は、選手のフィードバックからプレー時の動きの中で最も力のかかる部分を分析して配置し。)
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 なお、同モデルは「ブラック×ホワイト×マリーングリーン」のカラーリングを施したものを、ポルトガル代表のペペ、ペルー代表のエディソン・フローレンス、アメリカ女子代表のゴールキーパーであるアシュリン・ハリス等をはじめとするアンブロ契約選手が、日本ではガンバ大阪の藤春廣輝が着用する。
 
 発売については、アンブロブランドが誕生した1924年にちなんだ各国24足限定で展開され、日本国内はデサントストアにて10月19日(金)より販売が開始する。また、2019年2月に一般発売される予定となっている。
 
●デサントスアはこちら
 
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