「10試合を残して優勝」の予想も。イタリアの絶対王者ユベントス、パリSG超えなるか?

2018年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「29節から31節」が最有力との予想。

公式戦10試合にすべて勝利し、期待のC・ロナウドも絶好調。ユベントスは何試合を残してリーグ優勝を決めるのか。(C)Getty Images

 まさに「向かうところ敵なし」だ。イタリア王者ユベントスの勢いが止まらない。

 セリエA7連覇中で、4年連続国内2冠を達成と、イタリア・サッカー界に君臨する絶対王者は、クリスチアーノ・ロナウドを迎え入れた今シーズンも快走している。

 セリエAではタイトルレースのライバルであるナポリとの直接対決も制し、開幕から8連勝を飾った。2位につけるナポリには、早くも勝点6差をつけている。3位インテルとは8ポイント差だ。チャンピオンズ・リーグでも2連勝を飾り、公式戦で10戦全勝と完璧なスタートを切った。

 開幕から3試合得点がなかったC・ロナウドも、その後のリーグ戦5試合で4ゴールをマークしており、守備の国イタリアのサッカーに適応しつつある。
 
 近年の結果に加え、これだけの序盤戦とあれば、まだ10月とはいえ、ユーベの優勝を予想する人が多いのも当然だろう。イタリア紙『Tuttosport』によると、歴史的な速さで優勝を決める可能性があるとの声もあるようだ。

 ブックメーカー『SNAI』は、ユベントスが29節から31節の間に優勝を決めるという予想に、2.25倍のオッズをつけた。これは「32節から34節」(2.50倍)を上回り、「35節から37節」(5.50)に大差をつけている。つまり、3月末から4月頭にかけ、ユーベの優勝が決まる確率がもっとも高いという予想だ。

 それだけではない。『SNAI』は、28節にユベントスが優勝を決めるという予想にも、「35節から37節」と同じ5.50倍のオッズをつけている。つまり、10試合残してユーベがスクデットを掲げるという予想だ。実現すれば、3月中旬にユーベが8連覇を果たすことになる。

 近年のフランスで圧倒的な強さを誇るパリ・サンジェルマンは、2015-16シーズンに8試合を残して優勝を決めるという偉業を成し遂げたが、今シーズンのユーベはそれを上回ることができるだろうか。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事