CBを務める長谷部への評価が急上昇!
ピッチ上の”監督”としての役割も背負っている長谷部。チームメイトからの信頼も厚い。 (C) Getty Images
主将を務めたロシア・ワールドカップ後に引退を発表した元日本代表の長谷部誠だが、今シーズン、ブンデスリーガでは現在、CBとして試合を積み重ね、評価を得ている。フランクフルトの地元オンラインメディア『SGE4EVER』は彼に対し、「卓越した存在」と称賛している。
「今シーズン、フランクフルトはアディ・ヒュッター新監督体制となり、長谷部はブンデスリーガのシーズン開始から3試合、出番を与えられなかった。
しかしながら、ヨーロッパリーグでイタリアのラツィオと対戦した際に存在感を発揮し、現在まで、欠かせない存在となっている。
ヒュッター監督は『私にとって長谷部誠は、フィールド上で私のイメージしていることを体現してくれる存在だ。彼は常に、トップパフォーマンスを発揮することができる、非常に優れたプレーヤーだ』と語っている。
長谷部と同じく守備ラインを形成するマルコ・ロスは、『厳しいチェックと走力、豊富な国際経験をもとに、ポジションに必要とされる力を兼ね備えている』と絶賛。GKのケビン・トラップも、『ラツィオ戦では彼がMOMだった。チームメイト皆が彼を認め、祝福したよ。やるべきことを熟知している存在が僕の前にいてくれることは、非常に安心できる』と、絶大な信頼を寄せている」
「今シーズン、フランクフルトはアディ・ヒュッター新監督体制となり、長谷部はブンデスリーガのシーズン開始から3試合、出番を与えられなかった。
しかしながら、ヨーロッパリーグでイタリアのラツィオと対戦した際に存在感を発揮し、現在まで、欠かせない存在となっている。
ヒュッター監督は『私にとって長谷部誠は、フィールド上で私のイメージしていることを体現してくれる存在だ。彼は常に、トップパフォーマンスを発揮することができる、非常に優れたプレーヤーだ』と語っている。
長谷部と同じく守備ラインを形成するマルコ・ロスは、『厳しいチェックと走力、豊富な国際経験をもとに、ポジションに必要とされる力を兼ね備えている』と絶賛。GKのケビン・トラップも、『ラツィオ戦では彼がMOMだった。チームメイト皆が彼を認め、祝福したよ。やるべきことを熟知している存在が僕の前にいてくれることは、非常に安心できる』と、絶大な信頼を寄せている」
フランクフルトは、ここ5試合で3勝1分け1敗と好調を維持している。ヒュッター監督の望むプレーを体現している長谷部に、地元メディアは称賛を送っている。
「長谷部は来年1月に35歳になる。ブンデスリーガでは264試合に出場し、日本代表としては114試合に出場するという前人未到のキャリアの持ち主だ。国内外クラブでは500試合以上を数える。
サッカーのスキル、戦術的な規律、そしてピッチ内外での振る舞い、彼はフランクフルトで不可欠な存在となっている。 彼はプレー中にも自分自身の役割を明確にでき、 チームは彼とともに失敗を補うことができる。
長谷部はまるで、ワイン、もしくは馬のようだ。年を重ねるとより良くなるワイン。日本のことわざでいえば"老いたる馬は道を忘れず"―――というところだろうか」
現地では将来、フランクフルトの幹部になってほしいという声もあるという長谷部。日本代表を引退し、元主将は着実に自らの道を切り拓いているようだ。