日本代表合流前の最後の一戦、ザルツブルクの南野拓実は終盤に登場、マルセイユの酒井宏樹はフル出場!

2018年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

酒井は怪我で欠場と予想されていたが…

ELフル出場の南野は終盤に登場。酒井はフル出場で勝利に貢献した。 (C)Getty Images

 10月7日(現地時間)、オーストリア・ブンデスリーガの第10節が行なわれ、日本代表の南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクは、アウェーのシュトゥルム・グラーツを2-1で下している。

 3日前にはヨーロッパリーグ(EL)でスコットランドの古豪、セルティックを3-1で下すなど、好調が続くザルツブルク。国内リーグ戦でも無傷の9戦全勝で首位と、2連覇に向けてひた走っている。

 ザルツブルクは28分、ズラトコ・ユヌゾビッチからのパスをフレドリク・グルブランドセンがゴールに流し込み、先制点を奪取。43分に追いつかれるも、53分にCKからシュテファン・ライナーが頭で決めて勝ち越しに成功した。

 先日のELでゴールを決めた南野はこの試合、ベンチで戦況を見守っていたが、83分にピッチに登場し、短い時間の中で攻守に奔走した。ザルツブルクはリードを守り切り、早くも独走態勢に入っている。

 また、フランスのリーグアンでは、マルセイユに所属する酒井宏樹が、カーン戦に定位置の左SBでフル出場。こちらも攻守で2-0の勝利に貢献した。

 4日に行なわれたELのアポロン・リマソル戦で、後方からタックルを受け負傷交代を強いられた酒井は当初、欠場が予想されていた。地元メディアは酒井の不在に危機感を露わにし、「一体、誰が酒井の代わりになるのか? リュディ・ガルシア(監督)は頭を悩ませている」との報道もされていたほどだ。

 しかし、酒井はカーン戦でもピッチに姿を現わし、これまで通りの躍動感溢れるプレーを披露して、サポーターたちを安堵させた。

 代表合流前の一戦を終えた2人。ブルーのユニホームに着替えての戦いでは、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。
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