「オーストラリアをコテンパンにした!!」若き日本代表の快進撃を海外メディアが絶賛!

2018年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

唐山翔自と中野桂太の躍動、日本チームの完成度を称賛

準決勝で2得点を挙げた唐山、何度もチャンスメークした中野桂太の躍動も称賛されている。 写真:佐藤博之

 マレーシアで開催されているU-16アジア選手権の準決勝が10月4日に行なわれ、日本がオーストラリアを3-1で破り、決勝進出を決めた。

 決勝進出をかけた臨んだ90分は、開始8分にPKでオーストラリアに先制点を与えるなど、決して順調な滑り出しではなかった。

 しかし、0-1とリードされながら迎えた59分、試合を振り出しに戻す同点ゴールを決めたのは、背番号20・唐山翔自だった。69分にもオーストラリアを突き放す追加点を決めた唐山は、出場4試合すべてで得点を挙げており、今大会計5ゴールを記録している。

 この活躍に目を細めているのが、米スポーツ専門チャンネル「Fox Sports」Asia版のアジア・サッカー通、ガブリエル・タン記者だ。

 タン記者は、唐山と中野桂太の連係から生まれた同点ゴールを「唐山のたまらない動き出しから、難しい角度からのシュートでネットを揺らした」と絶賛。2点目は「相手GKのミスが唐山の快心のゴールをに繋がる!予測不能だ!」と興奮気味に伝えている。
 
 さらにタン氏は、若き日本代表のチームとしての奮闘ぶりにも称賛を綴っている。

「オーストラリア代表を日本代表がコテンパンにした試合だった。2得点を挙げた唐山はもちろん、中野桂太も素晴らしかった。彼はあらゆる攻撃的なプレーを連発して相手ゴールを何度も脅かした。前半に得点できなかったのは不運としか言いようがない。三戸舜介や中野瑠馬のプレーも相手ゴールに迫る迫力は十分だった。

 日本のDF陣は、前半早々にPKを招いたプレーはいただけなかった。しかし、見ていてチームとして不安になることはなかった。GK(佐々木雅士)も奮起し、いくつかの"幸運"にも助けられて、オーストラリアに1点以上を許さなかったのは、見事だった」(「FOX SPORTS Asia」)

 もうひとつの準決勝、韓国対タジキスタン戦は、後者が勝利を収めた。その結果、U-16日本代表は日曜日に、決勝でタジキスタン代表と対戦することが決定している。

 果たして、若き日本代表は、優勝という栄光を掴むことができるのだろうか。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事