ベティスがルクセンブルク王者を下してEL初勝利! スタメン出場の乾貴士は72分までプレー

2018年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

乾は果敢にシュートを放つが初ゴールは生まれず。

サナブリア(右からふたり目)の1ゴール・1アシストの活躍でベティスが勝利。乾もスタメン出場を果たした。(C)Getty Images

 現地時間10月4日に実施されたヨーロッパリーグ第2節、ベティス対デュドランジュの一戦は、3-0でホームのベティスが勝利した。

 開始直後から圧倒的なベティスのペースで進んだ試合ではあったが、ルクセンブルク王者の固い守りに苦しみ、ベティスはなかなか1点を奪えずにいた。スタメン出場を果たした乾貴士も、トップ下から積極的にミドルを放ったものの枠を捕えられず、敵ゴールを脅かすには至らなかった。
 
 ようやくその堅守を突き破ったのは56分だった。CKのチャンスでシドネイの折り返しに合わせたアントニオ・サナブリアのヘッドが、ゴールラインテクノロジーによって認められ、ベティスがついに先制した。

 その後もボールを支配しつづけたホームチームは、途中出場のジオバニ・ロ・チェルソが、サナブリアのパスから左足で叩き込み、粘るデュドランジュを突き放す。そしてさらに88分にも、乾に代わって72分にピッチに入っていたホアキン・サンチェスのパスから、クリスティアン・テージョが決めて3点のリードを奪った。

 試合はこのまま3-0でベティスが勝利。乾はしきりにポジションを変えながらボールをもらえる位置に動き、35分までに3本のシュートを放つ積極性を見せたものの、この日も待望のゴールは奪えなかった。

 勝ったベティスは10月7日、ラ・リーガ第8節でアトレティコ・マドリーと対戦するが、スペイン屈指の強豪クラブ相手に公式戦4連勝を達成できるか。乾には引き続き、ゴールやアシストといった目に見える結果を期待したいものだ。
 
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