20ゴールのうち18ゴールに絡んだ好調グリエーズマン 「バロンドール? すべてを夢見ているよ」

2018年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「キャリア最高」と指揮官も認める。

アトレティコのゴールのほとんどは、この男を経由して生まれている。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーは10月3日、チャンピオンズ・リーグでクラブ・ブルージュにホームで3-1と勝利した。2ゴールを挙げてチームに白星をもたらしたのが、アントワーヌ・グリエーズマンだ。

 スペイン紙『Marca』によると、グリエーズマンは試合後に「僕らはすべての試合で苦しむ。相手がいることだからね。前半は難しかったけど、僕らは良くなっていった」と喜んでいる。

 グリエーズマンは「監督が正しいことを言ってくれた」と、追いつかれて迎えたハーフタイムのディエゴ・シメオネ監督の檄が奏功したことを仄めかしたが、その内容は「ロッカールームに残るものだよ」と明かさなかった。
 
『Marca』によれば、グリエーズマンはアトレティコの直近20ゴールのうち18ゴールに絡む好調ぶり。だが本人は、「さらに向上しながら、チームを助けるためにこのまま続けなければいけない」と冷静だ。

「改善しなければいけないことはたくさんある。すべてを良くしていかないと。自分の限界がどこにあるかを知りたい」

 最後に「バロンドールを夢見るか」と問われたグリエーズマンは、「すべてを夢見ている」と答えた。

 シメオネ監督は、グリエーズマンにその力があると信じているだろう。指揮官は「昨シーズンの彼は世界最高の選手だった。ワールドカップとヨーロッパリーグで優勝、レアル・マドリーやバルセロナがいるリーグで2位だ」と、夏に移籍をせず残留した背番号7に賛辞を寄せた。

「彼は(バルセロナに移籍せず)アトレティコに残ることを選んだ。これがその結果だ。いまの彼はキャリア最高の時期のひとつにある」

 指揮官も好調を認めるグリエーズマンは、「夢」をかなえるべく、「限界」まで飛躍を続けられるだろうか。
 
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