【2014 J1寸評・採点|17節】清水対柏

2014年07月28日 週刊サッカーダイジェスト編集部

守備戦術が的中した清水、柏を完封。

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト8.12号(7月29日発売)より
 
【清水】
[GK]
21相澤貴志 6.5 
9節以来の最終ラインの裏へのボールもしっかり対応。
[DF]
19 ヤコヴィッチ 6 
ラインを下げたことで背走するシーンもなくなり、安定感があった。
28 吉田豊 6 
長い距離を走ってクロスを上げるなど、ハードワークを続けていた。
3 平岡康裕 6.5 
失点ゼロに抑え、ダメ押しとなる3点目を記録。身体の入れ方も良し。
6 杉山浩太 6.5 
自分で判断し、決断した戦術が奏功。キャプテンらしく振る舞った。
[MF]
7 本田拓也 7 
意外性のあるミドルでチームに勢いを与える。守備でも身体を張って貢献。
16 六平光成 6.5 
気の利いたスルーパスなど、攻撃シーンで存在感をアピールした。
17 河井陽介 6 
球離れは良く、フリーランも効果的だったが、最後まで攻め切れず。
[FW]
10 大前元紀 6.5 
前からのプレスは効果的。得点こそなかったが、2ゴールに絡んだ。
18 ノヴァコヴィッチ 6.5 
貴重な先制点を落ち着いて奪取。連敗中のチームに安心感を与えた。
11 高木俊幸 5.5 
CKから平岡のゴールをアシスト。徐々に精度が上がってきている。
[交代出場]
MF 27 廣井友信 - 
今回はパワープレー要員ではなく、ボランチに入り守備に奔走した。
FW 22 村田和哉 - 
右サイドを何度も抉る。スタミナンの切れた相手に対し俊足が光った。
FW 8 高木善朗 - 
僅かな出場時間のため、らしさを出すまでには至らず。次に期待だ。
[監督]
アフシン・ゴトビ 6 
交代枠をすべて使い切るなど、勝利に向けて盤石の采配を振るった。
 
【柏】
[GK]
21 菅野孝憲 5.5 
近距離シュートに対しての反応は光が、失点はノーチャンスか。
[DF]
4 鈴木大輔 5.5 
大前に突かれたシーンなど、ボールを持ちすぎて狙われていた印象。
5 増嶋竜也 5.5 
縦へのフィードで何度か攻撃のスイッチを入れようと試みたが……。
23 渡部博文 5 
失点につながるミス。この試合での戦いぶりを表しているようだった。
[MF]
22 橋本和 5.5 
前半は質の高いクロスを供給するが、チャンスに結びつかなかった。
27 キム・チャンス 5 
先手を取れず、攻守で中途半端になってしまった。
20 茨田陽生 5.5 
前後のスペースを上手く使えず攻撃にかかるシーンを作れなかった。
7 大谷秀和 5.5 
清水の布陣が想定外か。守備的な相手に対し、奪いどころを見失う。
14 狩野健太 5 
立ち上がりこそ高精度のクロスを放ったが、すぐに尻すぼみとなった。
[FW]
9 工藤壮人 5 
ボールは足下に入るが、相手守備陣にシュートコースを消された。
11レアンドロ 5 
試合を通じてほぼノーチャンス。シュートも1本と覇気がなかった。
[交代出場]
MF 13 高山薫 5.5 
得意のアップダウンは影を潜め、サイドを圧倒できず。不完全燃焼。
MF 17 秋野央樹 5.5 
精度の高いキックでチャンスを演出するが持続性がなかった。
MF 26 大田徹郎 5.5 
攻撃的役割を期待されて登場し、後半チーム唯一のシュートを放つ。
[監督]
ネルシーニョ 5.5 
ハーフタイムに二人変えるなど可能な限り手を打つが、結果につながらず。
 
[試合内容]
清水はラインを低くし、中盤を3ボランチに変更。固い守備からシンプルにカウンターを狙うと、これが功を奏功した。30分に先制すると、その後も2点を追加。結果次第では監督人事にも影響する一戦で、貴重な勝点3を手にした。
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