乾貴士が3試合ぶりにスタメンに返り咲いたベティス、敵地でジローナを退ける!

2018年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベティスはようやくFWの選手にゴールが。

乾はスタメン出場を果たし、65分までプレー。2列目を精力的に動き回り、攻守のつなぎ役を担った。(C)Getty Images

 現地時間9月27日に実施されたラ・リーガ第6節、ジローナ対ベティスの一戦はベティスが1-0で勝利。日本代表の乾貴士は9月15日のバレンシア戦以来、公式戦3試合ぶりにスタメンで出場し、65分までプレーした。

 互いに3-4-2-1システムを採用する両チームの一戦は、ポゼッション志向の強いベティスが序盤からボールを支配し、ジローナがエースのクリスティアン・ストゥアニを中心としたカウンターで対抗するという展開で進んだ。
 
 ピッチの至る所で激しい攻防が見られた好ゲームに先制ゴールが生まれたのは64分、決めたのはベティスの生え抜きストライカー、ロレン・モロンだった。

 アンドレス・グアルダードが中央をドリブルで持ち上がり、ヒールパス。これを受けた乾がリャド・ブデブズにショートパスをつなぎ、そのブデブズが右のアウトサイドを駆け上がったフランシス・ゲレーロに展開。そして、フランシスのピンポイントクロスをロレンが左足の膝あたりで流し込んだ。

 乾はこのプレーの直後にホアキン・サンチェスと交代。そしてここから試合は一気にオープンな展開となり、終盤は、コートジボワール代表FWのセイドゥ・ドゥンビアを前線に投入したジローナの攻勢が続いた。

 ベティスにとっては我慢の時間となったが、DF陣の身体を張った守備で再三のピンチをしのぐと、左からのクロスに合わせたストゥアニの豪快なヘッドも、守護神パウ・ロペスがぎりぎりのところで弾き出した。

 試合はこのままベティスが逃げ切り、1-0で勝利。セビージャ戦以来の2勝目を挙げた。ようやくFWの選手にゴールが生まれたベティスの次節は9月30日、首位バルセロナを倒して勢いに乗るレガネスを本拠地ベニート・ビジャマリンに迎え撃つ。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事