最下位レガネスに黒星のバルサ、バルベルデ監督は「説明できない。これがサッカーだ」

2018年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブスケッツはミスのピケを擁護。

試合後、「こういうことは起こりうる」と語ったバルベルデ監督。次節のA・ビルバオ戦までにチームを立て直せるか。(C)Getty Images

 バルセロナは現地時間9月26日、ラ・リーガ第6節でレガネスに1-2と敗れた。敵地とはいえ、最下位相手のまさかの黒星だ。

 フィリッペ・コウチーニョのゴールであっさり先制に成功したバルサだが、後半にジェラール・ピケのミスもあり、立て続けの2失点で逆転を許すと、そのまま挽回できず。昨シーズンは37節まで無敗だったものの、今シーズンは6試合目で早くも土がついた。

 だが『ESPN』によると、バルサのエルネスト・バルベルデ監督は試合後の会見で「説明? これがサッカーだ。こういうことは起こり得る」と話している。

「試合で起きたことを説明するのが難しい場合もある。ゲームは支配していたが、2分間で相手にやられた。それから彼らは守りに入り、我々がチャンスをつくるのが難しくなったんだ」
 
 ただ、前節でジローナと引き分けていたバルサにとって、2試合連続で勝点を落としたのは痛手だ。バルベルデ監督も「3日間で勝点5を失った。説明するのは難しい」と述べている。

 同点とされた直後のピケのミスが響いたのは間違いない。だが、セルヒオ・ブスケッツは「僕らはチームだ」と、ピケに責任を負わせてはいけないと擁護した。

「勝つのも負けるのも一緒だよ。チームとしてうまくいかなかった点に目を向けなければいけない。僕らはチームで戦っているんだ。全員で負けたんだよ」

 ブスケッツは「言い訳無用だ。個人の問題じゃない。僕らが彼らをやりやすくしてしまった。そこを突かれたんだ。2分で試合をひっくり返させてしまった」と続けている。

「それからは相手が守備を固め、僕らがチャンスをつくるのが難しくなった。これほど失点が多いのは心配だ。僕らはもっと堅固にならなければいけない」

 宿敵レアル・マドリーも敗れたため、バルサは首位の座を失わずに済んだ。同じく今節初黒星を喫したアスレティック・ビルバオをホームに迎える次節で、バルサは白星を取り戻せるだろうか。
 
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