「ミナミノがチームを勢いづけた!」南野拓実が2試合連続ゴール、ザルツブルクは国内カップ16強へ

2018年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

6人で6発! 「完璧な試合」と地元紙も絶賛

チームを勢いづける先制点を決めた南野。リーグ戦でもゴールを決め、勢いに乗っている。 (C) Getty Images

 9月26日(現地時間)に開催されたオーストリア・カップのゲームで、南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクはアウェーでシュバーツと対戦。南野の先制点を含む大量6ゴールを叩き込み、危なげなくベスト16進出を決めた。

 直前のリーグ戦(対ラピド・ウィーン)でも1ゴールを決めていた南野は、この日も絶好調。序盤から敵陣を縦横無尽に走り回り、相手守備陣をかく乱した。

 そして28分、味方からのグラウンダーのボールに素早く反応してゴール前に走り込み、右足で先制ゴールを奪うと、この1点で勢いに乗ったチームは、その10分後にスマイル・プレブリャクが追加点をもぎ取り、さらに64分にエノク・エムウェプ、69分にドミニク・ショボスライ、81分にズラトコ・ユヌゾビッチ、87分にクリストフ・ライトゲプと、6人で6ゴールを挙げている。

 オーストリアのオンラインTVチャンネル「LAOLA1」は、「ハーフ・ダースのゴールでレッドブル・ザルツブルクが完勝。ミナミノの28分のゴールがチームに勢いを与え、素晴らしい結果をもたらした」と、先制弾を叩き込んだ南野を絶賛。オーストリアの地元紙『Oberösterreichische Nachrichten』は「レッドブル・ザルツブルクは、完璧な試合でベスト16に進出した」とチームの仕上がりに絶大な信頼を寄せている。

 一方、シュバーツの地元紙『Tiroler Tageszeitung』は、防御に徹したホームチームの健闘を称えながらも、「レッドブル・ザルツブルクはオーストリアでも有数の強豪であり、昨シーズンのチャンピオンである。開場時にはスタジアム周辺が渋滞になったほどのサポーターが集まった注目度の高い試合であった。しかし、我々が彼らを止めることは難しかった」と、アウェーチームの完璧な仕上がりを称賛している。

 リーグ戦でも開幕8連勝で首位をひた走るレッドブル・ザルツブルクは、9月28日(現地時間)にヴォルフスベルガーと対戦する。

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