新ホットライン誕生か!? 香川真司の元同僚シャヒンが、大迫勇也との好連係に「いいパートナーを見つけたよ」とコメント

2018年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人選手とプレーするのは好き」

中盤の底で攻守にわたって活躍したシャヒン。FK、CKのキッカーも務め、存在感を示した。 (C) Getty Images

 ブンデスリーガ第5節、大迫勇也が所属するブレーメンは、ヘルタ・ベルリンと対戦。3-1で勝利を収め、暫定2位に浮上している。

 胃腸炎で前節を欠場した大迫は、2試合ぶりにスタメンに名を連ね、トップ下で先発出場。後半は3トップのサイドに移動してプレーし、勝利に貢献した。

 この試合で注目を浴びたのが、ヌリ・シャヒンだ。昨シーズンまでドルトムントに所属し、今夏の移籍市場最終日にブレーメンに加入したMFは、クルゼとヴェリコビッチのゴールをお膳立て。本人は「あと2~3試合くらいプレーしないと、90分フルで走り続けるのは難しい」と語るも、中盤の底で確かな存在感を発揮した。

 試合後、ブレーメンの地元紙『Kreiszeitung』のインタビューを受けたシャヒンは、新たなチームメイトとなった大迫勇也、そしてドルトムントでプレーした香川真司についても言及している。

「僕は長い間、ドルトムントで日本人選手(香川)と一緒にプレーしていたんだ。もう一度、いいパートナーを見つけた気分だよ。日本人選手は賢いので、彼らと一緒にプレーするのが好きだ」

 同紙はこの試合の評価でシャヒンに「2」と、チームトップタイの最高採点をつけ、「チームの指揮者であり、デビューに花を添えた。戦術的な理由で61分にピッチを退いたが、彼の独創的なクリエイティビティーは、このチームに強い影響を与えそうだ」と賛辞を送っている。

 ちなみに大迫には、トップに次ぐ「2.5」を付けており、「クルゼとの連係は思った以上にうまく機能していた。彼の素晴らしいボールキープ力は信頼されており、重要なシーンでは常に彼の存在があった」と評している。

 かつてドルトムントでは、シャヒンから香川への縦パスから数多くのチャンスが生まれ、「ホットライン」と称された。ブレーメンでのシャヒンと大迫も、良い関係を築けるだろうか。
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