「まるでメッシのようだ」「君のワンマンショー!」中島翔哉の活躍を現地メディアが絶賛!

2018年09月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

CL出場クラブが獲得に再チャレンジか

次世代のエースとして期待を背負う中島。ステップアップ移籍が叶えば日本代表の実力の底上げにもつながる。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 ポルトガル1部のポルティモネンセに所属する日本代表MF中島翔哉は、9月23日(現地時間)に開催された第5節、ギマラエス戦にスタメン出場。2ゴール・1アシストの活躍で、チームに今季初の勝利、そして勝点3をもたらした(3-2)。

 MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)にも選出され、まさに"ゲームを支配した存在"と認められた中島。この受賞に、ポルティモネンセのサポーターも「君のワンマンショーだったね!」「おめでとう、すごかった」といった称賛のコメントを寄せている。

 ポルトガルの全国紙『Record』は、中島が決めた2点目のシュートを「まるでメッシのようだった」と絶賛。

 同じくポルトガル・メディアの『zerozero.pt』は「小さな天才、その名はナカジマ。なんて素晴らしい試合、美しい勝利だろう。1点目、中島はGKとDFを前にしてダンスをしているようだった。(中略)そして、最後にゲームを動かしたのも中島だった。ブラジル人GKに"おいしい帽子"を与えるかのようなループで、ポルティモネンセの勝利を決定づける3点目をもたらしたのだ」と称賛している。
 
 そして、どうやら複数の欧州クラブ・スカウトがこの試合を観戦していたようだ。

 『Record』によると、そのひとつはウクライナの強豪で、現在チャンピオンズ・リーグにも参戦しているシャフタール・ドネツク。1月にも中島獲得のオファーを提示したが移籍金の面で折り合いがつかず、成立に至らなかったという。それでも「シャフタールはナカジマを諦めていない」のだ。そのほか、スペインのセビージャとマジョルカ、長谷部誠が所属するドイツのフランクフルトのスカウトもスタジアムを訪れていたと、同紙は報じている。

 ポルティモネンセは現在、中島翔哉の違約金を2000万ユーロ(約26億円)に設定しており、今夏の契約更新を経て4000万ユーロ(約53億円)に再設定されたとの報道も。いずれにせよポルティモネンセの会長は、満額支払えるクラブにしか売却しない方針を明らかにしている。

 はたしてワンマンショーを目撃したスカウトたちに、この値札はどう映っただろうか。今後はさらに中島のパフォーマンスに、注目が集まりそうだ。
 
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