「もう少し身長が高ければ…」長友佑都の出来を元スペイン代表MFが手放しで称賛!

2018年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕よりベターな左サイドバックだ」

左利きの名手リエラにパフォーマンスを称えられた長友。国内リーグとCLの両方で奮迅の働きを見せている。(C)REUTERS/AFLO

 元スペイン代表の名手が、ガラタサライで出色の出来を披露している長友佑都を絶賛だ。トルコの全国紙『Aslan Arenasi』がその声を伝えている。
 
 かつてマジョルカやエスパニョール、リバプールなどでプレーし、ガラタサライでも2シーズン半を過ごしたアルベルト・リエラ。左サイドで幅広く機能したスペシャリストが、国内リーグで覇権を奪還し、チャンピオンズ・リーグ開幕戦でもロコモティフ・モスクワを3-0で下した古巣を称えている。そのなかで、日本代表SBへのインプレッションについても語ったのだ。
 
「ナガトモは本当にクレバーな選手だね。彼はどこで、なにをすべきかを常に理解している。勇敢で献身的で、任務をしっかり全うするんだ。もう少し身長が高ければ申し分ないんだろうけど、強度はとても高いと思う。同じサイドでプレーするガリー・ロドリゲスもパワフルで質が高く、良い連携を見せているよ。ナガトモはいまのガラタサライに欠かせないプレーヤーで、間違いなく僕よりベターな左サイドバックだ(笑)」
 
 リエラはもともと攻撃的な技巧派のプレーヤーで、時折チームの事情によりサイドバックで起用されることがあったが、やや守備面に難があった。そのあたりを自虐的にいじり、冗談めかして長友を持ち上げたのだ。

 
 今年1月に35歳で現役を退いた名手は、現在のガラタサライをこう評している。
 
「ファティフ・テリム監督が素晴らしいチームに鍛え上げた。国内リーグとチャンピオンズ・リーグを同時に戦い抜く総合力を備えていて、これからも確かな結果を残していくだろう。チャンピオンズ・リーグは、次のポルト戦(第2節)がひとつの鍵になるだろうね。相手は完成度が高く成熟したチーム。ポルトとのゲームで、いまのガラタサライの本当の力量が分かるんじゃないかな」
 
 長友とガラタサライのチャンピオンズ・リーグ第2節は10月3日。敵地ドラゴンで開催される強豪ポルトとの一戦だ。
 
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