今季初の3連勝を達成したガンバ、宮本監督は「集中していた」と選手たちの奮闘に手応え

2018年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポストに助けられた」のも事実だが…

宮本監督は、「勝点3が最大の目標だったので、結果に関しては良かった」と試合を総括した。写真:徳原隆元

[J1リーグ27節]清水1-2G大阪/9月21日/アイスタ

 宮本ガンバが、波に乗ってきた。
 
 IAIスタジアムに乗り込んだ清水エスパルス戦で2-1の勝利を収めたG大阪は、今季初の3連勝。暫定ながら14位に浮上し、J2降格圏を脱出したのだ。
 
 試合後のフラッシュインタビューに応じた宮本恒靖監督は、「前半に本当に良い入りをして2-0で終え、後半に3点目を取りたかったが、1点を取られてからかなり苦しい試合になった」と展開を振り返り、さらに次のように続けた。
 
「選手が集中していましたし、ポストにも助けられて、勝点3が最大の目標だったので、結果に関しては良かったと思います」
 
 G大阪は前半で2点のリードを奪ったものの、後半に清水の猛攻を受けて終始劣勢を強いられた。同点あるいは逆転されてもおかしくないピンチがあったのも確かだ。
 
 ただ、指揮官が「結果に関しては良かった」と語ったとおり、今のG大阪の状況を考えれば、勝点3はなによりの好材料。押し込まれた終盤の試合運びには課題を残したが、そこでしのぎ切れたという事実はチームの自信につながるだろう。
 
「3連勝というところで選手も自信を持って次の試合を迎えられると思う。次もしっかり戦わないと、強い相手が続くので練習をしていきたい」
 
 宮本監督がそう意気込む次節は、サンフレッチェ広島戦。首位チームを迎えるホームゲームで勝ち星を拾えれば、J1残留への道が大きく開けてくるはずだ。
 
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