欧州の舞台で絶好調のオーバメヤン、「ファイナルまで行きたい」とEL制覇に意気込み!

2018年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

CLとELでは直近の25試合で21ゴール。

本拠地エミレーツで多くのゴールに絡んでいるオーバメヤン。アーセナルのEL制覇にこの長身FWの活躍は不可欠だ。(C)Getty Images


 アーセナルは9月20日、ヨーロッパリーグ(EL)開幕戦でヴォルスクラ(ウクライナ)と対戦し、ホームで4-2の勝利を飾った。白星発進に貢献したのが、2得点を挙げたピエール=エメリク・オーバメヤンだ。

 スコアレスで迎えた32分、オーバメヤンはアレックス・イウォビのアシストから先制点を奪取。英公共放送「BBC」によると、6度目のボールタッチ、そして最初の枠内シュートでのゴールだったという。

 これで楽になったアーセナルは、48分にダニー・ウェルベックがリードを広げ、56分にもオーバメヤンがミドルシュートで3点目を奪う。74分には途中出場のメスト・エジルがダメ押しの4点目を決めた。
 
「BBC」によると、オーバメヤンは本拠地エミレーツでのここ10試合で9得点・3アシストと12得点に絡む好調ぶりを見せており、また予選を除けば、ELとCL(チャンピオンズ・リーグ)における最近の25試合で21得点と、欧州の舞台で驚異の決定力を誇っている。

 オーバメヤンは試合後、「去年はELを戦っていなかったから、この大会に戻ってこれて本当にうれしいよ」と、タイトル獲得に向けて意気込んだ。

「やるからにはファイナルまで行きたい。それが目標だ。今後の試合でもうまくやれたらいいね」

 この日のアーセナルは、ルーカス・トレイラ、シュテファン・リヒトシュタイナー、ベルント・レノと今シーズンの新戦力3人がデビュー。ELでは史上最多となる32勝目を挙げたウナイ・エメリ監督は、「多くの選手が自信を持てるようにチャンスを与えている」と満足そうだ。

「我々は多くの試合をこなす。だから、複数の選手に出場機会を与えておく必要があるんだ。私はすべてのコンペティションにおいて、競争力のあるチームであり続けたいと思っている」

 セビージャでEL3連覇を成し遂げたエメリ監督の下で、アーセナルは長年遠ざかっている国際舞台でのトロフィーを手にすることができるだろうか。
 
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