「これ以上の再デビューはない!」 C・ロナウドの「7」を受け継いだマリアーノがローマ戦でゴラッソ!

2018年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

アディショナルタイムにダメ押し弾!

左サイドでマルセロからの縦パスを受け、右足で豪快にゴールを決めてみせたマリアーノ。「7番」に恥じないプレーを披露した。(C)Getty Images


 レアル・マドリーは9月19日、チャンピオンズ・リーグ第1節でローマにホームで3-0と勝利した。そしてアディショナルタイムにビューティフルゴールでダメ押し弾を決めたのが、この夏にリヨンからマドリーに復帰したマリアーノ・ディアスだ。

 マドリーの下部組織出身で、昨年夏にリヨンへ移籍したものの1年で買い戻されたマリアーノは、ユベントスに去ったクリスチアーノ・ロナウドの背番号7を受け継いだ。

 ラ・リーガの2節終了後にチームに復帰し、3節と4節は2戦続けてベンチに座ったままだったマリアーノだが、この日は73分にガレス・ベイルとの交代で途中出場。本拠地サンティアゴ・ベルナベウの観客から拍手で迎えられると、見事なゴールで自身の再デビューに華を添えた。

『ESPN』によると、マリアーノは試合後に「まったくナーバスにはなっていなかった。焦ってもいなかったし、チャンスはすぐに来ると分かっていたんだ」と、冷静に出場機会を待っていたと述べている。

「これ以上のデビューは難しかっただろうね。CLのホームゲームに出場できて、ゴールも決めることができた。助けてくれたチームメイトにとても感謝している」
 
 一方、ジュレン・ロペテギ監督は、「ローマは昨シーズン、決勝まであとわずかというところまで迫ったチームだ。彼らのクオリティーは分かっていた。だからこそ、この勝利を評価すべきだ」と、白星発進を喜んだ。

「攻守ともにスムーズで、多くのチャンスをつくった。勝利にふさわしかったね。ガレス(ベイル)は素晴らしい試合をしたが、特定のだれかというよりは、チーム全体が良いプレーをしたと思う」

「イスコはあらゆる点で見事な試合をした。とても満足している。ただ、個々の選手を取り上げるなら、ルカ・モドリッチにトニ・クロース、カゼミーロと、ほかのMFやすべての選手の名前を出さなければいけないよ」

 C・ロナウドという大エースを失いながらも好スタートを切った王者は、前人未到の4連覇を成し遂げることができるだろうか。
 

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