CL初戦に臨むモウリーニョ監督、敵地スイスの人工芝について「フェデラーのように勝たなければならない」

2018年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まずは初戦、次はグループステージに集中」

前日練習では、しっかりと敵地のピッチの感触を確認したマンU。指揮官の言う通り、これを言い訳の材料のすることはできない。 (C) REUTERS/AFLO

 マンチェスター・ユナイテッドは9月19日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの第1節で、スイスのヤングボーイズと対戦する。
 
 ヤングボーイズの本拠地、スタッド・ドゥ・スイスのピッチは人工芝だ。マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は、天然芝との違いから影響は避けられないとしつつ、スイスが輩出したテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーを例に出し、適応しなければいけないと述べた。
 
 英衛星放送「Sky Sports」によると、モウリーニョ監督は「試合前はなおさら、それを言い訳にしたくない。違いがあることはみんな知っている。先日のUEFAの会議でも、言うべきことを言った」と話している。
 
「ここスイスは、テニス史上最高の選手のひとりの母国だ。彼が好きなコート(芝)は、誰もが知っている。だが、彼は好きではないコートでも勝たなければいけないんだ。だから、我々も同じようにしなければいけない」
 
 マンチェスター・Uが最後にCLを制覇して、すでに10年が過ぎた。一昨シーズン、ヨーロッパリーグ優勝にチームを導いたモウリーニョ監督は、自身にとっても9年ぶりとなるビッグイヤー獲得を果たせるだろうか。
 
「ESPN」によると、モウリーニョ監督は「まだ1試合もしていないのに、優勝の可能性について話すのは早すぎる」と、まずはグループステージを突破することが最優先と強調する。
 
「私は、初戦に集中したい。それからは、グループステージに集中だ。最も難しいグループのひとつだからね。しっかり集中しなければいけない」
 
 モウリーニョ監督は、昨シーズンのCLでグループステージ敗退に終わったアトレティコ・マドリーを例に挙げ、チームに対して気を引き締めるよう警鐘を鳴らした。
 
「昨シーズン、優勝候補の一角がグループステージを突破できなかった例がある。A・マドリーのことだ。どのチームにも危険があるという、非常に良い例だよ」
 
 モウリーニョ監督とマンチェスター・Uは、人工芝のピッチを克服し、ユベントスやバレンシアと同組のグループHを突破することができるだろうか。
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